6.2.2 PFM - Managerが停止した場合の影響
PFM - Managerが停止すると,Performance Managementシステム全体に影響があります。
PFM - Managerは,各ノードで動作しているPFM - Agent for Service Responseのエージェント情報を一括管理しています。また,PFM - Agent for Service Responseがパフォーマンス監視中にしきい値を超えた場合のアラームイベントの通知や,アラームイベントを契機としたアクションの実行を制御しています。このため,PFM - Managerが停止すると,Performance Managementシステムに次の表に示す影響があります。
プログラム名 |
影響 |
対処 |
---|---|---|
PFM - Agent for Service Response |
PFM - Agent for Service Responseの動作中に,PFM - Managerが停止した場合,次のように動作する。
|
PFM - Managerを起動する。動作中のPFM - Agent for Service Responseはそのまま運用できる。ただし,アラームが期待したとおり通知されない場合があるため,PFM - Manager復旧後に,PFM - Agentの共通メッセージログに出力されているメッセージKAVE00024-Iを確認すること。 |
PFM - Managerが停止した場合の影響を考慮の上,運用方法を検討してください。なお,トラブル以外にも,構成変更やメンテナンスの作業などでPFM - Managerの停止が必要になる場合もあります。運用への影響が少ないときに,メンテナンスをすることをお勧めします。