4.7.3 タスク情報の設定
PFM - Web Consoleを使用して, Probe DaemonおよびIE Probe Daemonのタスク定義を変更または確認できます。定義を変更する場合は,次の点を留意してください。
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値の前後に入力した,空白,タブおよび改行は削除されます。
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プロパティ値を入力する際に,XML形式の記述を意識する必要はありません。
XML構文で「&」「<」「>」「"」「'」を使用するには,それぞれ「&エンティティ名;」の形に置き換えて記述する必要がありますが,PFM - Web Consoleから入力する場合は,置き換える必要はありません。例えば,ラベル名を「A&B」にしたければ,Task Labelプロパティ値にそのまま「A&B」と入力してください。
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計測条件登録ファイルのXML文書構造の末端ノードに対してプロパティの変更を反映する場合,そのタグに含まれるコメントは削除されます。
手順を次に示します。
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監視コンソールのブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
[メイン]画面が表示されます。
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[メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。
[サービス階層]画面が表示されます。
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ナビゲーションフレームからエージェントを選択する。
[プロパティ]画面が表示されます。
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[Probe]ツリーを展開し,[Task List]ノードの下から,タスク定義を変更,確認したいタスクを選択する。
タスクはそれぞれがフォルダとして表示されます。ノード名は「プロトコル名_タスクID」です。例えば,WebトランザクションのタスクIDが100,ラベル名が「Webレスポンス計測」である場合,ノード名は「WEBTRANS_100」になります(ラベル名はノード名として使用されません)。
Task Listに表示されるタスクは,サービスタイプIDの昇順に表示され,プロトコル内ではタスクIDの昇順に表示されます。Task Listからタスクを選択すると,選択されたタスクのプロパティが表示されます。同じ画面でプロパティの値を編集できます。ただし,読み取り専用のプロパティは編集できません。
プロパティの詳細については,「付録E.2 Agent Collectorサービスのプロパティ一覧」を参照してください。
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プロパティ編集後,[OK]ボタンをクリックする。
入力データの正当性が検証されます。
- 検証の結果,問題がなかった場合
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タスクのStatusプロパティが「Valid」になります。また,計測条件登録ファイルに設定内容が反映されます。
PFM - Web Consoleで表示される要素(HTTP,HTTPSサービスの<MESSAGE_BODY>タグ以外)に改行が含まれている場合,その改行は削除されます。
- 不正なプロパティと判定された場合
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タスクのStatusプロパティが「Invalid」になります。共通メッセージログにメッセージが出力されます。
文字列型のプロパティで文字数が制限バイト長を超えている場合は,制限バイト長までの文字しか表示されません(制限バイト長にあたる文字が2バイト文字の1バイト目である場合は,その2バイト文字は表示されません)。整数型のプロパティに数値以外が入力された場合は,「0」が表示されます。
変更したタスクの情報はProbe DaemonおよびIE Probe Daemonに反映する必要があります。タスク情報をProbe DaemonおよびIE Probe Daemonに反映する方法については,「4.7.4 タスク情報の反映」を参照してください。