2.4.1 パフォーマンス監視の目的
パフォーマンスを監視することは,インターネットサービスを安定稼働させる上で重要な作業です。
PFM - Agent for Service Responseを用いたパフォーマンス監視は,主にインターネットサービスの応答性能情報を分析し,ボトルネックの原因を見つけることを目的に使用できます。
インターネットサービスのパフォーマンスを監視したり,障害の発生をユーザーに警告するよう設定したりすることで,インターネットサービスの運用上の問題を早期に発見し,対処できるようになります。
このように,システムを安定稼働させるには,PFM - Agent for Service Responseを用いて正しくパフォーマンスを監視することが重要です。
パフォーマンスの監視方法について「2.4.3 定義例(Webトランザクションを計測する場合)」および「2.4.4 定義例(IEシナリオを計測する場合)」で例を挙げて紹介します。具体的な設定項目については,システムの運用形態に合わせて,検討してください。