2.4.2 インスタンス環境の更新の設定
インスタンス環境を更新したい場合は,インスタンス名を確認し,インスタンス情報を更新します。インスタンス情報の設定は,PFM - RMホストで実施します。
更新する情報は,次の表であらかじめ確認してください。
項目 |
説明 |
設定できる値 |
デフォルト値 |
---|---|---|---|
VM_Type |
監視対象となる仮想環境の種類を指定する |
変更できない |
前回の設定値 |
Interval |
収集プロセスの収集間隔を指定する |
60〜3600(単位:秒)を指定。 |
前回の設定値 |
Std_Category |
収集プロセスで基本的な情報(PI,VI,VMレコード)を性能情報一時ファイルに出力するかどうかを指定する |
次に示すどちらかを指定する。
|
前回の設定値 |
Cpu_Category |
収集プロセスでCPU情報(HCI,VCIレコード)を性能情報一時ファイルに出力するかどうかを指定する |
次に示すどちらかを指定する。
|
前回の設定値 |
Memory_Category |
収集プロセスでメモリ情報(HMI,VMIレコード)を性能情報一時ファイルに出力するかどうかを指定する |
次に示すどちらかを指定する。
|
前回の設定値 |
Disk_Category |
収集プロセスでディスク情報(HPDI,VPDI,HLDI,VLDIレコード)を性能情報一時ファイルに出力するかどうかを指定する |
次に示すどちらかを指定する。
|
前回の設定値 |
Network_Category |
収集プロセスでネットワーク情報(HNI,VNIレコード)を性能情報一時ファイルに出力するかどうかを指定する |
次に示すどちらかを指定する。
|
前回の設定値 |
HostUserID |
PFM - RMホストのユーザーIDを指定する |
256バイト以内の半角文字列。ただし,次の文字は指定できない。
|
前回の設定値 |
HostPassword |
HostUserIDに指定したユーザーIDのパスワードを指定する。この項目で入力した文字は,画面に表示されない。また,この項目に値を設定する場合,2度入力を要求される。 |
256バイト以内の半角文字列。ただし,次の文字は指定できない。
|
前回の設定値 |
HostDomain |
PFM - RMホストが所属するドメイン名を指定する。 ワークグループに所属している場合,指定する必要はない。 |
256バイト以内の半角文字列。ただし,次の文字は指定できない。
|
前回の設定値 |
SSH_Client |
SSHクライアント(PuTTY)の実行モジュール(plink.exe)を絶対パスで指定する。ファイルパスに空白が含まれる場合でも「"」で囲む必要はない。 |
256バイト以内の半角文字列。ただし,次の文字は指定できない。
|
前回の設定値 |
Log_Size |
収集ログの1ファイルの最大サイズを指定する |
1〜32(メガバイト) ただし,16以上を設定する。 |
前回の設定値 |
UseVcpuMax |
CPUリソースクロック周波数を,仮想マシンに割り当てた周波数とするか,物理CPUの周波数とするかを指定する。 「Y」を指定した場合,仮想マシンに割り当てた周波数を使用する。 「N」を指定した場合,物理CPUの周波数を使用する。 |
{Y|N} |
前回の設定値 |
なお,インスタンス環境の設定で入力が必要な項目は監視対象の仮想環境によって異なります。このため,更新できる項目もそれに準じて異なります。仮想環境ごとの更新可否を次の表に示します。
項目 |
仮想環境 |
||||
---|---|---|---|---|---|
VMware |
Hyper-V |
Virtage |
KVM |
Docker環境 |
|
VM_Type |
× |
× |
× |
× |
× |
Interval |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Std_Category |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Cpu_Category |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Memory_Category |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Disk_Category |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
Network_Category |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
HostUserID |
○ |
○ |
− |
○ |
○ |
HostPassword |
○ |
○ |
− |
○ |
○ |
HostDomain |
○ |
○ |
− |
○ |
○ |
SSH_Client |
− |
− |
− |
○ |
− |
Log_Size |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
UseVcpuMax |
○ |
− |
− |
− |
− |
- (凡例)
-
○:更新できます。
×:更新できません。
−:設定はPFM - RM for Virtual Machineの動作に影響しないため,更新は不要です。
インスタンス名を確認するには,jpcconf inst listコマンドを使用します。また,インスタンス環境を更新するには,jpcconf inst setupコマンドを使用します。
インスタンス環境を更新する手順を次に示します。複数のインスタンス環境を更新する場合は,この手順を繰り返し実施します。
-
インスタンス名を確認する。
PFM - RM for Virtual Machineを示すサービスキーを指定して,jpcconf inst listコマンドを実行します。
jpcconf inst list -key RMVM
設定されているインスタンス名がinst1の場合,inst1と表示されます。
-
更新したいインスタンス環境のPFM - RM for Virtual Machineのサービスが起動されている場合は停止する。
サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
jpcconf inst setupコマンド実行時に,更新したいインスタンス環境のサービスが起動されている場合は,確認メッセージが表示され,サービスを停止できます。サービスを停止した場合は,更新処理が続行されます。サービスを停止しなかった場合は,更新処理が中断されます。
-
PFM - RM for Virtual Machineを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst setupコマンドを実行する。
インスタンス名がinst1のインスタンス環境を更新する場合,次のように指定してコマンドを実行します。
jpcconf inst setup -key RMVM -inst inst1
-
PFM - RM for Virtual Machineのインスタンス情報を更新する。
表2-12に示した項目を,コマンドの指示に従って入力します。現在設定されている値が表示されます。表示された値を変更しない場合は,リターンキーだけを押してください。すべての入力が終了すると,インスタンス環境が更新されます。
-
更新したインスタンス環境のサービスを再起動する。
サービスの起動方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。