1.5.5 監視マネージャーと監視エージェントが通信できているかを確認する(Windowsの場合)
監視マネージャーと監視エージェントが通信できているかを確認するために,監視マネージャー上で,監視エージェントのサービスの状態を確認します。各監視エージェントのサービスの状態が「Active」となっていれば,正しく通信できています。
前提条件
この作業で使用するコマンドの格納先は,次のとおりです。
PFM - Managerのインストール先フォルダ\tools
操作手順
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PFM - Managerがインストールされているホストに,Administrators権限でログインする。
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jpctool service listコマンドを実行して,次のサービスが起動していることを確認する。
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Action Handlerサービス
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Agent Collectorサービス
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Agent Storeサービス
コマンドの実行例
jpctool service list -id * -host *
Linuxの場合,ワイルドカードがシェルで解析されてしまい,コマンドの実行に失敗することがあります。その場合は,「"*"」のように「"」で囲んで指定してください。
次のように,実行結果のStatusが「Active」となっていればサービスが起動されています。
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実行結果のStatusが「Inactive」または「Sactive」だった場合は,設定を見直す。
- ヒント
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Statusが「Inactive」となる場合は,次の原因が考えられます。
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PFM - BaseまたはPFM - Agent Option for Platformのサービスが停止している
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監視マネージャーまたは監視エージェントのホスト名が解決されていない
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監視マネージャーまたは監視エージェントがファイアウォール環境で,Performance Managementで使用するポート番号での通信が許可されていない
Statusが「Sactive」となる場合は,次の原因が考えられます。
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PFM - Managerのサービスが停止している
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監視マネージャーと監視エージェントでポート番号が一致していない
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監視マネージャーまたは監視エージェントがファイアウォール環境で,Performance Managementで使用するポート番号での通信が許可されていない
なお,ファイアウォール環境で通信を許可するためには,Performance Managementで使用するポート番号を固定しておく必要があります。
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次の作業
監視コンソール上で監視エージェントを表示します。
関連項目
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マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の「jpctool service list」のトピック