Hitachi

JP1 Version 11 パフォーマンス管理 基本ガイド(稼働性能管理編)


1.2.2 前提となるOS,メモリー,およびディスクの容量を確認する

Performance Managementが動作する上で前提となる,OS,メモリー,およびディスクの容量を,ホストごとに確認します。前提となる条件は,インストールする製品ごとに異なります。

複数の製品をインストールするホストは,インストールするすべての製品の条件を満たしている必要があります。メモリーおよびディスクの容量は,インストールするすべての製品の合計値が必要となります。例えば,次のシステム構成の場合,監視マネージャー兼監視コンソールサーバにするホストはPFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleの合計値を,監視エージェントにするホストはPFM - BaseおよびPFM - Agent Option for Platformの合計値が必要です。

[図データ]

前提となるOS

製品名

PFM - Manager

PFM - Web Console

PFM - Base

PFM - Agent Option for Platform

Windows

  • Windows Server 2008 R2

  • Windows Server 2012

  • Windows Server 2016

AIX

  • AIX V6.1

  • AIX V7.1

  • AIX V7.2

HP-UX

  • HP-UX 11i V3 (IPF)

Linux

  • CentOS 6 (x64)

  • CentOS 7

  • Linux 6 (x64)

  • Linux 7

  • Oracle Linux 6 (x64)

  • Oracle Linux 7

  • SUSE Linux 12

Solaris

  • Solaris 10

  • Solaris 11

(凡例)

○:動作する,−:動作しない

なお,このマニュアルでは,WindowsおよびLinuxの構築手順を説明します。

前提となるメモリー(ギガバイト)

OS

PFM - Manager

PFM - Web Console

PFM - Base

PFM - Agent Option for Platform

Windows

3.5

4.0

2.0

0.5

Linux

7.0

前提となるディスク容量(ギガバイト)

OS

PFM - Manager

PFM - Web Console

PFM - Base

PFM - Agent Option for Platform

Windows

1.5

2.0

0.5

3.0

Linux

このマニュアルで説明する操作を実施するために最低限必要なディスク容量です。実際に運用する際は,見積もり式に従って必要なディスク容量を計算してください。見積もり式については,リリースノートを参照してください。