9.13　jslmmgrunsetup（JP1/SLM - Managerのアンセットアップ）

機能

JP1/SLM - Managerの実行環境を破棄します。

アンインストールをしないでセットアップ時の設定を変更する場合に使用します。

コマンドの実行結果は標準出力に出力され，コンソール画面上に表示されます。コマンド実行時に出力されるメッセージについては，「11.3　メッセージの一覧」を参照してください。

形式

jslmmgrunsetup

実行権限

OSのAdministratorsグループに属するユーザーアカウント

格納先フォルダ

JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\bin\

注意事項

• このコマンドを実行すると，組み込みデータベースのRDエリアが削除されます。再セットアップ時など，以前の蓄積データを引き継ぎたい場合は，データベースを移行する必要があります。

  データベースの移行については，「8.3.3　データベースを移行する」を参照してください。

• アンセットアップ中にエラーが発生した場合，エラーの要因を取り除いたあとに再度このコマンドを実行してください。

• このコマンドの実行中に，このコマンドを含むほかのコマンドを実行しないでください。

• アンセットアップ中にキーボードの「Ctrl」キー＋「C」キーやウィンドウを閉じるなどの操作で，アンセットアップを終了しないでください。異常が発生した場合も，アンセットアップが完了するまで待ってください。

• アンセットアップでは，次のサービスおよび常駐ソフトを終了させてからアンセットアップコマンド（jslmmgrunsetup）を実行してください。

  • アンセットアップの対象となるJP1/SLM - Managerのサービス

  • ほかのインストーラー，ほかのアプリケーションなどの常駐ソフト

  ほかのアプリケーションには，jslmursetupコマンド，jslmurunsetupコマンドも含まれます。JP1/SLM - Managerの終了方法については，「2.1.4　JP1/SLM - Managerを終了する」を参照してください。

戻り値

使用例

C:\Program Files\HITACHI\JP1ITSLM\mgr\bin\jslmmgrunsetup