6.2.10 Windowsサービスをクラスタソフトに登録する
JP1/SLM - ManagerおよびJP1/SLM - URのWindowsサービスをクラスタソフトに登録します。
(1) 作業の前に
OSのAdministratorsグループに属するユーザーアカウントであることを確認してください。
クラスタソフトにWindowsサービスを登録する際,Windowsサービスの起動順序を設定する場合は,次の表の項番に示す順番で起動するように設定してください。
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JP1/SLM - ManagerのWindowsサービス
項番
Windowsサービス
依存関係
表示名
サービス名
1
JP1/Base Event 論理ホスト名※1
JP1_Base_Event論理ホスト名※1
-
JP1/Baseが使用する論理IPアドレス
-
JP1/Baseが使用する共有ディスク
2
JP1/Base 論理ホスト名※1
JP1_Base_論理ホスト名※1
項番1のWindowsサービス
3
JP1/SLM - Manager DB Service※2
HiRDBEmbeddedEdition_JL0
-
JP1/SLM - Managerが使用する論理IPアドレス
-
JP1/SLM - Managerが使用する共有ディスク
4
JP1/SLM - Manager DB Cluster Service※2
HiRDBClusterService_JL0
項番3のWindowsサービス
5
JP1/SLM - Manager Service
JP1_ITSLM_MGR_Service
項番4のWindowsサービス
6
JP1/SLM - Manager Web Service※3
JP1_ITSLM_MGR_Web_Service
項番5のWindowsサービス
注※1
論理ホスト名とは,JP1/Baseのクラスタ運用時に設定する論理ホスト名です。
注※2
クラスタソフトの設定として,Windowsサービスが停止した際,フェールオーバー前に同一の物理ホスト上でWindowsサービスの起動をリトライする設定がある場合,リトライしないですぐにフェールオーバーするように設定してください。
注※3
登録後,次の操作を実行してください。これらの操作は,OSによって異なります。
OSがWindows Server 2008 R2の場合:
Administrators権限でコマンドプロンプトを起動し,次のコマンドを実行してください。
Cluster res "JP1/SLM - Manager Web Service" /priv StartupParameters=""
OSがWindows Server 2012またはWindows Server 2016の場合:
コマンドプロンプトでPowerShellを実行し,次のコマンドを実行してください。
Get-ClusterResource "JP1/SLM - Manager Web Service" | Set-ClusterParameter -Name StartupParameters -value ""
コマンド実行後,JP1/SLM - Manager Web Serviceの[プロパティ]ダイアログボックスを表示させ,[全般]タブのスタートアップパラメータの値が空白になっていることを確認してください。
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JP1/SLM - URのWindowsサービス
項番
Windowsサービス
依存関係
表示名
サービス名
1
JP1/SLM - UR Response Service
JP1_ITSLM_UR_Service
JP1/SLM - URが使用する論理IPアドレス
JP1/SLM - URが使用する共有ディスク
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同一の論理ホスト上にJP1/SLM - ManagerとJP1/SLM - URの環境を構築している場合は,JP1/SLM - Managerを起動してからJP1/SLM - URを起動するように設定してください。
(2) 作業手順
クラスタソフトへの登録方法の詳細については,各クラスタソフトのドキュメントを参照してください。