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JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


はじめに

このマニュアルは,JP1/Service Level Management - ManagerおよびJP1/Service Level Management - User Responseの機能,操作方法について説明したものです。

JP1/Service Level Management - ManagerおよびJP1/Service Level Management - User Responseを使用してサービスの状況を監視し,サービスレベルを維持できるようになることを目的としています。

なお,このマニュアルでは,JP1/Service Level Management - ManagerおよびJP1/Service Level Management - User Responseを総称して,JP1/SLMと表記します。

〈はじめにの構成〉

■ 対象読者

JP1/SLMを使用してサービスの状況を監視する監視担当者,およびJP1/SLMの導入やトラブルシューティングを実施するシステム運用者(システム管理者)を対象としています。

次の知識をお持ちの方を前提としています。

監視担当者

OSの基礎的な知識

システム運用者(システム管理者)

OSの基礎的な知識

ネットワークの基礎的な知識

JP1/Baseの基礎的な知識

■ このマニュアルで使用している記号

このマニュアルで使用している記号を次に示します。

記号

意味

|

(ストローク)

複数の項目に対し,項目間の区切りを示し,「または」の意味を示す。

(例) A|B|C

A,BまたはCを示す。

{ }

この記号で囲まれている複数の項目の中から,必ず1組の項目を選択する。項目の区切りは|で示す。

(例) {A|B|C}

A,BまたはCのどれかを指定することを示す。

半角スペースを示す。

(例) jslmmgrsetup△オプションファイルの絶対パス

「jslmmgrsetup」と「オプションファイルの絶対パス」の間に半角スペースを挿入することを示す。

[ ]

この記号で囲まれている項目は任意に指定できる(省略してもよい)ことを示す。

複数の項目が記述されている場合には,すべてを省略するか,どれか1つを選択する。

(例1) [A]

何も指定しないか,Aを指定することを示す。

(例2) [B|C]

何も指定しないか,BまたはCを指定することを示す。

< >

この記号で囲まれている項目は,複数表示されることがあることを示す。

(例) 監視項目名<△監視項目名…>

「監視項目名」のあとに,半角スペースおよび「監視項目名」が繰り返し表示されることがあることを示す。

太字

重要な用語,または利用状況によって異なる値であることを示す。

■ JP1/SLMのインストール先フォルダの表記

このマニュアルでは,JP1/SLMの各製品のインストール先フォルダを次のように表記しています。

製品名

インストール先フォルダの表記

デフォルトのインストール先フォルダ

JP1/Service Level Management - Manager

JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ

システムドライブ:\Program Files\HITACHI\JP1ITSLM

JP1/Service Level Management - User Response

JP1/SLM - URのインストール先フォルダ

注※

各製品をデフォルトのままインストールした場合のインストール先フォルダを表しています。また,「システムドライブ:\Program Files」と表記している部分は,インストール時のOS環境変数によって決定されるため,環境によって異なる場合があります。

■ このマニュアルで使用するKB(キロバイト)などの単位表記

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。