案件保存DBセットアップ情報設定ファイル(jssitemstoredbinfo.bat)
説明
案件保存DBをセットアップするために必要な情報を設定した定義ファイルです。
形式
@set ADD_AREA=A @setADD_AREA_DIRECTORY=案件保存DB格納先フォルダ名
ファイル名
-
jssitemstoredbinfo.bat(案件保存DBセットアップ情報設定ファイル)
-
jssitemstoredbinfo.bat.model(案件保存DBセットアップ情報設定ファイルのモデルファイル)※
- 注※
-
モデルファイルは案件保存DBセットアップ情報設定ファイルの内容をリセットする場合に利用してください。なお,案件保存DBセットアップ情報設定ファイルは,拡張子(.bat)以外は任意のファイル名に変更できます。
格納先フォルダ
JP1/SSパス\conf\setup\
定義の反映時期
jssitemstoredbsetup.batコマンドの実行時に反映されます。
記述内容
次で説明する指定キーが編集できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
指定キー名 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
@set ADD_AREA |
セットアップする案件保存DBの保存エリアを指定する。
|
− |
@set ADD_AREA_DIRECTORY |
セットアップする案件保存DBの格納先フォルダのパスを,133バイト以内の絶対パスで指定する。なお,同一のフォルダに対して複数回拡張できる。 指定できる文字は,半角英数字,「.(ピリオド)」,「_(アンダーバー)」,「(」,「)」,「\」および半角スペース。なお,次に示すフォルダは指定できない。
また,クラスタ環境の場合は,共有ディスク以外のフォルダは指定できない。 |
− |
- (凡例)
-
−:設定値なし
注意事項
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案件管理DBと案件保存DBを同じディスクに格納すると,ディスクI/Oの競合が発生することがあります。ディスクI/O競合を避けて効率よく運用するために,案件保存DBは,案件管理DBと異なるディスクに格納することをお勧めします。
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案件保存DBの格納先フォルダがあるディスクには,案件保存DBをセットアップするための空き領域が必要です。
定義例
案件保存DB(D:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1SS\itemstoredb)に保存エリアAをセットアップする場合の定義例を次に示します。
@set ADD_AREA=A @set ADD_AREA_DIRECTORY=D:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1SS\itemstoredb