案件保存DB拡張情報設定ファイル（jssitemstoredbexpandinfo.bat）

〈このページの構成〉

説明

案件保存DBの容量を拡張するために必要な情報を定義したファイルです。

@set ADD_AREA=拡張する案件保存DBの保存エリア
@set ADD_AREA_CATEGORY=案件情報のカテゴリー
@set ADD_AREA_DIRECTORY=拡張する案件保存DBの格納先フォルダ名

jssitemstoredbexpandinfo.bat（案件保存DB拡張情報設定ファイル）
jssitemstoredbexpandinfo.bat.model（案件保存DB拡張情報設定ファイルのモデルファイル）^※

注※

モデルファイルは案件保存DB拡張情報設定ファイルの内容をリセットする場合に利用してください。なお，案件保存DB拡張情報設定ファイルは，拡張子（.bat）以外は任意のファイル名に変更できます。

JP1/SSパス\conf\setup\

jssitemstoredbexpand.batコマンドの実行時に反映されます。

次で説明する指定キーが編集できます。なお，指定キーと値は「=（イコール）」でつなぎます。

表13‒22　案件保存DB拡張情報設定ファイルで設定できる指定キー一覧
指定キー名	説明	デフォルト値
@set ADD_AREA	拡張する案件保存DBの保存エリアを指定する。 A：保存エリアA B：保存エリアB	−
@set ADD_AREA_CATEGORY	拡張するカテゴリーを指定する。 item：案件領域 apdfile：添付ファイル領域	−
@set ADD_AREA_DIRECTORY	拡張する案件保存DBの格納先フォルダのパスを，133バイト以内の絶対パスで指定する。指定できる文字は，半角英数字，「.（ピリオド）」，「_（アンダーバー）」，「(」，「)」，「`\`」および半角スペース。なお，パスの最後に「`\`」を指定できない。クラスタ環境の場合は，共有ディスク以外のフォルダは指定できない。指定したフォルダが存在しない場合は，jssitemstoredbexpand.batコマンドの実行時に作成される。	−

案件保存DBの保存エリアAの案件領域を，D:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1SS\itemstoredbに拡張する場合の定義例を次に示します。

@set ADD_AREA=A
@set ADD_AREA_CATEGORY=item
@set ADD_AREA_DIRECTORY=D:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1SS\itemstoredb