10.2 データベースのディスク容量の管理
JP1/Audit Management - Managerが使用するデータベースは,データベースのセットアップ時に指定されたサイズの領域を確保します。このため,運用中にデータベース領域のディスク容量が増加することはありません。データベースのセットアップ時には運用環境に適切なデータベースのサイズを設定してください。
データベースのディスク容量の管理方法について次に示します。
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データベースを再編成する
長期間運用し続けると,データの格納効率が悪くなることがあります。データの格納効率を良くするため,1か月に1回を目安にデータベースを再編成することをお勧めします。
データベースの再編成については「10.1.5 データベースの再編成」を参照してください。
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データベースの使用状況に応じて対処する
補助的な手段ですが,データベースの使用状況を確認し,その結果に応じて,データベースのデータ削除やサイズ変更で対処することもできます。
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データベースの使用状況を定期的に確認する
運用に合わせてデータベースの使用状況を定期的に確認し,データベースのディスク容量に十分な空き容量があるかを確認してください。
また,イベントログに「KFPH00211-I」(ソース:「HiRDBEmbeddedEdition_AL1」)のメッセージが出力されていないかを確認してください。
1か月に1回を目安にデータベースの使用状況を確認することをお勧めします。
- 〈この節の構成〉