10.1.5 データベースの再編成
データベースを運用し続けると,データの格納効率が悪くなり,検索機能が低下したりデータベースの容量不足になったりすることがあります。これを防ぐため,1か月に1回を目安にデータベースを再編成します。
データベースの再編成は,次のどちらかの方法で実施します。
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データベースマネージャを使用する方法
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コマンドを使用する方法
ここでは,データベースマネージャからデータベースを再編成する方法を説明します。コマンドから再編成する方法については「12. コマンド」の「admdbrorg(データベースの再編成)」を参照してください。
なお,データベースの再編成を実行してもデータベースの容量不足が解消されない場合は,データベースのデータを削除する必要があります。データベースのデータを削除する方法については「10.1.10 データベースのデータ削除」を参照してください。
- 注意事項
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再編成の実行中にトラブルが発生した場合などに備えて,再編成の実行前にデータベースのバックアップを取得することをお勧めします。データベースのバックアップについては「10.1.3 データベースのバックアップ」を参照してください。
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[データベースマネージャ]ダイアログで「データベースの再編成」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
次の図に示す[データベースの再編成]画面が表示されます。
図10‒5 [データベースの再編成]画面 -
[実行]ボタンをクリックする。
データベースが再編成されます。再編成が完了すると,再編成が完了したことを示すメッセージが表示されます。
なお,再編成に掛かる時間は,データベースの容量とデータ量に比例します。
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[OK]ボタンをクリックする。
[データベースマネージャ]ダイアログが閉じます。
必要に応じて,コントロールパネルの「管理ツール」から「サービス」を開いて,JP1/Audit Management - Managerのサービスを開始します。開始するサービスの詳細は「5.7.1 監査ログ管理サーバを開始する」を参照してください。