10.1.2 データベースの再セットアップ
データベースの再セットアップについて説明します。
データベースの再セットアップ方法は,データベースのセットアップ方法と同様です。データベースのセットアップの詳細については「5.5.7 監査ログ管理サーバのデータベースをセットアップする」を参照してください。
データベースの再セットアップは,セットアップ中やセットアップ後に必要になることがあります。再セットアップが必要な場合と,その場合に実施する内容について次に示します。
- データベースのセットアップ中に再セットアップが必要になる場合
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セットアップ中にエラーが発生した場合,再セットアップが必要になることがあります。エラーメッセージに従って対処し,必要に応じてデータベースの再セットアップを実施してください。
- データベースのセットアップ後に再セットアップが必要になる場合
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セットアップ後にデータベースのサイズを変更したい場合,再セットアップする必要があります。データベースのサイズの変更方法については「10.2 データベースのディスク容量の管理」を参照してください。
なお,データベースのセットアップが正常に完了している場合に再セットアップを実行しようとすると確認ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックするとデータベースの再セットアップが実行されます。
- 注意事項
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データベースを再セットアップすると,監査ログのデータやバックアップ実行履歴や正規化ルールエディタの定義情報など,データベースに格納されているすべてのデータが消去されます。データベースを再セットアップする場合は,必ずCSVバックアップを取得してください。
クラスタ構成の場合,実行系と待機系を入れ替えて再セットアップしないでください。