7.3.2 監査ログの検索条件項目
監査ログ検索画面で,検索条件として指定できる項目について説明します。
指定した検索条件は保存できます。同じ条件で何度も検索したい場合は,検索条件を保存しておくと便利です。検索条件を保存する方法については「7.3.5 監査ログ検索パターンの編集」を参照してください。
検索条件として指定できる項目を,次の表に示します。なお,表示設定画面で検索条件項目の表示および並び順を設定している場合は,検索条件項目に設定内容が反映されます。
項番 |
検索条件 |
説明 |
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1 |
メッセージID※1,※2 |
監査ログメッセージのメッセージIDを次の方法で指定します。
なお,メッセージIDは「完全一致」,「部分一致」,「前方一致」,または「後方一致」を選択して検索できます。デフォルトは「部分一致」です。 |
2 |
発生日時 (開始/終了) |
監査を開始した日時または監査を終了した日時を次の方法で指定します。
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3 |
プログラム名 |
JP1/Audit Management - Managerの監査ログ収集対象プログラムを次の方法で指定します。
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4 |
コンポーネント名 |
「プログラム名」に対応するコンポーネント名を指定します。
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5 |
プロセスID |
プロセスIDを次の方法で指定します。
なお,プロセスIDの範囲は「以下」,「等しい」,または「以上」を選択して検索できます。デフォルトは「以下」です。 |
6 |
発生場所※1 |
監査事象が発生した場所を指定します。
なお,発生場所は「完全一致」,「部分一致」,「前方一致」,または「後方一致」を選択して検索できます。デフォルトは「部分一致」です。 |
7 |
監査事象種別 |
監査事象の種別を指定します。
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8 |
監査事象結果 |
監査イベントの結果を指定します。
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9 |
サブジェクト情報※1 |
監査事象の発生元を指定します。
なお,サブジェクト情報は「完全一致」,「部分一致」,「前方一致」,または「後方一致」を選択して検索できます。デフォルトは「部分一致」です。 |
10 |
固有情報※1 |
メッセージやジョブ名など,製品固有の情報を指定します。
複数の文字列を指定する場合は,「AND」,「△」,「OR」,および「( )」を使用して,条件式を作ることができます。それぞれの使い方を次に示します。
エスケープ対象文字およびエスケープ対象文字列を次に示します。
「'」(シングルクォート)で検索文字列を囲むと,エスケープ対象文字およびエスケープ対象文字列はエスケープされます。また,「'」を検索文字列に含む場合は,「'」の直前に「'」を一つ付ける必要があります。 入力例を次に示します。
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11 |
監査ログID※6 |
製品または製品のコンポーネントに対応する監査ログを特定するためのIDを指定します。
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文字列条件 |
大文字小文字の区別 |
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完全一致 |
区別する |
部分一致 |
区別しない |
前方一致 |
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後方一致 |