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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


付録N.4 スケールイン時に監視を解除する

スケールインによってエージェントホストが削除された場合,ヘルスチェック機能でエージェントホストの停止または異常を検知し,マネージャーホストに登録されたJP1イベントに対する自動アクションを実行します。これによって,エージェントホストをシステムの監視対象から削除します。

〈この項の構成〉

(1) ヘルスチェックによるスケールインの検知

スケールインの発生は,ヘルスチェック機能(他ホスト監視)で検知します。

(2) ネットワーク設定と監視設定の解除

ヘルスチェックの停止通知イベント(イベントID:4725)または異常検知イベント(イベントID:4749または474D)に対する自動アクションによって,次に示すネットワークの設定と監視設定の解除を実施します。

一時的なエラーによってJP1イベントが通知されスケールアウトが実施されていない場合は,自動アクションが実行されてもこれらの設定の解除はされません。

(3) 監視の解除が正常に実施されたかどうかの確認

監視の解除が正常に実施されたかどうかについては,停止通知イベント(イベントID:4725)または異常検知イベント(イベントID:4749または474D)に対する自動アクションの終了コードで確認できます。正常終了した場合は終了コードが0,異常終了した場合は終了コードが0以外となります。

異常終了した場合は,異常の原因を取り除いた上で,自動アクションを再実行してください。