付録M.2　意図しないホストからの通信接続を制限する

JP1/Baseは，マネージャーホスト（送信元）とエージェントホスト（送信先）間の通信の際に，接続できるホストを制限できます。これによって，意図しないホストからのコマンド実行要求や，構成定義の変更を防げます。

通信接続の制限は，次に示す機能に対応しています。

• コマンド実行機能

  構成定義に登録された上位ホストから送信されるコマンド実行要求だけ，受信するように設定できます。

• 構成管理機能

  構成定義に登録された上位ホストから送信される構成変更要求だけ，受信するように設定できます。

• 連携製品からの操作要求（JP1/Base間の通信）

  次に示す製品の連携で，任意に定義したホストから送信される要求だけ，受信するように設定できます。

  • JP1/IM - Rule Operationからのコマンド実行要求

  • JP1/IM - Planning Operationからのオペレーションジョブ実行要求

  • JP1/Navigation PlatformとJP1/Automatic Operationで連携する場合の通信

  • JP1/Navigation PlatformとJP1/IM - Managerで連携する場合の通信

    図M‒2　意図しないホストからの通信接続の制限

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