Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


付録K.4 操作ログが出力される契機

各メッセージIDが出力するメッセージ本文を知りたい場合は,「付録K.6 操作ログに出力されるメッセージの一覧」を参照してください。

表K‒5 操作ログが出力される契機およびメッセージID

契機

メッセージID

操作

結果

失敗ログが出力される事象

JP1ユーザーの登録時

登録成功

KAJP6000-I

登録失敗

登録済みのJP1ユーザーを登録しようとした

KAJP6001-W

JP1ユーザーのパスワードの変更時※1

変更成功

KAJP6002-I

変更失敗

  • 変更しようとしたJP1ユーザーが存在しない

  • 旧パスワードが誤っている

KAJP6003-W

JP1ユーザーの削除時

削除成功

KAJP6004-I

削除失敗

削除しようとしたJP1ユーザーが存在しない

KAJP6005-W

JP1資源グループの登録時

登録成功

KAJP6006-I

JP1資源グループの変更時

変更成功

KAJP6008-I

JP1資源グループの削除時

削除成功

KAJP6010-I

削除失敗

削除しようとしたJP1ユーザーが存在しない

KAJP6011-W

認証サーバの起動時

起動成功

KAJP6012-I

KAJP6024-IまたはKAJP6025-I

起動失敗

認証サーバの起動に失敗した

KAJP6013-E

認証サーバの停止

停止成功

KAJP6014-I

停止失敗

認証サーバの停止に失敗した

KAJP6015-E

JP1/Baseのプロセスの再読み込み時(jbs_spmd_reloadコマンド実行時)※2

登録成功

KAJP6016-I

更新失敗

更新処理が途中で失敗した

KAJP6017-W

変更成功

KAJP6018-I

削除成功

KAJP6020-I

コマンド成功

KAJP6022-I

コマンド失敗

jbs_spmd_reloadコマンドが失敗した

KAJP6023-W

ユーザー権限レベルの再読み込み時(jbsaclreloadコマンド実行時)※3

登録成功

KAJP6006-I

変更成功

KAJP6008-I

削除成功

KAJP6010-I

更新失敗

更新処理が途中で失敗した

KAJP6007-W

(凡例)

−:出力される失敗ログはありません。

注※1 連携ユーザーのパスワードを変更しようとしたとき,操作ログは出力されません。連携ユーザーのパスワードは連携先のディレクトリサーバで管理するため,認証サーバ上で変更できません。jbschgpasswdコマンドを実行するとKAVA5209-Eメッセージが出力されます。

注※2 jbs_spmd_reloadコマンドは,JP1/Baseのプロセスを再読み込みするコマンドです。このコマンドを実行すると,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)に定義された操作権限の情報が読み込まれます。認証サーバ上の操作権限情報から変更のあったJP1ユーザー情報だけが,操作ログに出力されます。

注※3 jbsaclreloadコマンドは,ユーザー権限レベルファイル(JP1_UserLevel)に定義された操作権限の情報を読み込むコマンドです。認証サーバ上の操作権限情報から変更のあったJP1ユーザー情報だけが,操作ログに出力されます。