収集情報ファイル
形式
|
情報識別子<FILE>ファイル名 ： |
パラメーターの分類
- 必須パラメーター
-
なし
- 選択パラメーター
-
なし
ファイル名
jbsparamdump.conf
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\conf\
- UNIXの場合
-
/etc/opt/jp1base/conf/
説明
jbsparamdumpコマンドでJP1/Baseの設定情報を収集する際，ユーザーが任意に格納先やファイル名を設定したファイルを収集するために，その格納先とファイル名を指定するファイルです。
例えば，ログファイルトラップ動作定義ファイルを任意の名称で複数配置して運用している場合，各ファイルの格納先とファイル名をこのファイルに指定することで，ログファイルトラップ動作定義ファイルの定義情報を収集できるようになります。
jbsparamdumpコマンドの詳細については，「15. コマンド」の「jbsparamdump」を参照してください。
定義の反映時期
jbsparamdumpコマンドを実行するときに参照されます。
記述内容
収集情報ファイルには，次に示す規則があります。
-
行の先頭に#（0x23）を指定すると，その行はコメント行になります。
-
情報識別子は重複して指定できます。
-
情報識別子とファイル名の間の<FILE>は省略できません。
-
情報識別子に含まれるスペースおよびタブは情報識別子の一部と見なします。
-
<FILE>とファイル名の間のスペースおよびタブは無視します。
-
ファイル名の末尾のスペースおよびタブは無視します。
-
ファイルの文字コードは，jbsparamdumpコマンドを実行する環境の文字コードと同じにする必要があります。
- 情報識別子
-
収集対象を識別する為の文字列を，256バイト以内で指定します。
- ファイル名
-
収集対象とするファイル名をフルパスで指定します。指定できるファイルはテキスト形式のファイルだけです。
定義例
定義例およびjbsparamdumpコマンド実行時の出力例を次に示します。
定義例
# LOGTRAP DEFINITIONS LOGTRAP_AP1<FILE>D:\temp\jevlog_ap1.conf LOGTRAP AP2<FILE>C:\Program Files\HITACHI\JP1Base\conf\jevlog_ap2_1.conf LOGTRAP AP2<FILE>C:\Program Files\HITACHI\JP1Base\conf\jevlog_ap2_2.conf
出力例（userconf.prmファイル）
***JP1/Base User Configurations(FileVersion=105000 TimeStamp=2013/09/12 14:22:13) *****LOGTRAP_AP1<FILE>D:\temp\jevlog_ap1.conf jevlog_ap1.confのファイル内容 ***End LOGTRAP_AP1(SUCCESS) *****LOGTRAP AP2<FILE>C:\Program Files\HITACHI\JP1Base\conf\jevlog_ap2_1.conf jevlog_ap2_1.confのファイル内容 ***End LOGTRAP AP2(SUCCESS) *****LOGTRAP AP2<FILE>C:\Program Files\HITACHI\JP1Base\conf\jevlog_ap2_2.conf jevlog_ap2_2.confのファイル内容 ***End LOGTRAP AP2(SUCCESS)