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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


jbsgetcnf

〈このページの構成〉

機能

共通定義情報の内容をすべて採取します。このコマンドを実行すると,共通定義情報を読み出し,標準出力に出力します。

形式

jbsgetcnf [-h 論理ホスト名] [-c コンポーネント名] > 退避ファイル名

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限またはJP1/Base管理者権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\bin\

UNIXの場合

/opt/jp1base/bin/

引数

-h 論理ホスト名

クラスタシステムで運用している場合に,定義情報を採取したい論理ホスト名を指定します。論理ホスト名は,論理ホストのセットアップ時に指定したとおりに大文字・小文字を正しく指定してください。このオプションを省略した場合,物理ホスト名が仮定されます。

なお,クラスタシステムで使用する場合には,論理ホスト名を必ず指定してください。環境変数JP1_HOSTNAMEは使用できません。

このオプション以外の誤った引数を指定した場合は,誤った引数以降はすべて無視します。

-c コンポーネント名

定義情報を採取したいコンポーネント名を指定します。

退避ファイル名

共通定義情報を退避するファイル名を指定します。

戻り値

0

正常終了

-1

異常終了

使用例

物理ホストのJP1/Baseの共通定義情報を取得します。

jbsgetcnf -c JP1BASE > config.txt

論理ホストlogicalのJP1/Baseの共通定義情報を取得します。

jbsgetcnf -h logical -c JP1BASE > config.txt