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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


10.1.8 大量発生イベントの転送抑止をマネージャーから設定する

jevagtfwコマンドによるイベント転送抑止の方法,イベント転送抑止の解除の方法,およびイベント転送状態の確認方法について説明します。また,特定のログファイルトラップをマネージャーから停止する方法について説明します。

なお,jevagtfwコマンドによるイベント転送抑止の方法,および特定のログファイルトラップをマネージャーから停止する方法の詳細な手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 運用ガイド」の大量発生イベントの転送を抑止する手順の説明を参照してださい。

〈この項の構成〉

(1) JP1イベントが大量発生しているエージェントからのイベント転送をマネージャーから抑止する

エージェントでJP1イベントが大量に発生した場合の対処として,エージェントからのイベント転送を抑止するには,マネージャーから次のコマンドを実行してください。

jevagtfw -s ホスト名

jevagtfwコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jevagtfw」を参照してください。

(2) 大量発生イベントの転送を抑止したエージェントホストを確認する

jevagtfwコマンドでイベント転送を抑止したエージェントホストの一覧を確認したい場合は,マネージャーから次のコマンドを実行してください。

jevagtfw -l

jevagtfwコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jevagtfw」を参照してください。

(3) 大量発生イベントの転送抑止をマネージャーから解除する

jevagtfwコマンドによるイベント転送抑止を解除したい場合は,マネージャーから次のコマンドを実行してください。

jevagtfw -r ホスト名

jevagtfwコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「jevagtfw」を参照してください。

(4) JP1イベントを大量に発行しているログファイルトラップをマネージャーから停止する

JP1イベントを大量に発行しているログファイルトラップをマネージャーから個別に停止する方法としては,IM構成管理を使用する方法があります。IM構成管理・ビューアーの[プロファイル表示/編集]画面から,抑止対象のログファイルトラップのプロセスを停止します。