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JP1 Version 11 JP1/Base 運用ガイド


6.13 JP1/Baseの通信暗号化について

JP1/Baseでは次に示す通信で,SSL通信を使用して通信を暗号化できます。

注※ ユーザー認証関連のコマンドを次に示します。

jbsadduserjbschgpasswdjbsrmuserjbslistuserjbsaclreloadjbslistacljbssetacljbsrmacl

SSL通信に対応するJP1/Baseの通信の概要を次に示します。

図6‒10 SSL通信に対応するJP1/Baseの通信

[図データ]

SSL通信を使用するには,接続先(サーバ側)ホストおよび接続元(クライアント側)ホストのJP1/Baseのバージョンが11-00以降である必要があります。

認証サーバ(ユーザー認証)でSSL通信を使用する場合の注意

認証サーバホストでSSL通信を有効にした場合,その認証サーバに接続するホストもSSL通信を有効にする必要があります。SSL通信を使用しないホストからユーザー認証をする必要がある場合は,SSL通信をしない認証サーバを設置してユーザー認証圏を分けてください。

〈この節の構成〉