8.4.2　esjobls（システム検証支援基盤のプロセスの状態表示）

目的

システム検証支援基盤のプロセスの状態を一覧表示します。

形式

esjobls

機能

システム検証支援基盤のプロセスの状態を一覧表示します。

1回以上起動したことがあるアダプタ識別子のプロセスが表示対象となります。

なお、同一マシンでシステムテスト支援を起動した場合は、システムテスト支援のプロセスの状態も一覧表示されます。

本コマンドはスーパーユーザー、または一般ユーザーで実行できます。

オプション

なし。

出力形式

アダプタ識別子ごとに、次の情報を標準出力に表示します。

• アダプタ識別子

• 状態・終了要因

• 実行形態

• プロセスID

• プロセス起動時刻

• プロセス終了時刻

• 開始時刻

• 終了時刻

• 動作種別

• プロトコル種別

表示形式を次に示します。

なお、テスト識別子としてアダプタ識別子、テスト開始・終了時刻として開始・終了時刻が表示されます。

日本語の場合

テスト識別子  状態       実行形態         ＰＩＤ  プロセス起動時刻      プロセス終了時刻      テスト開始時刻        テスト終了時刻        種別      プロトコル
aa…aa       bbb(eeee)  cccc             dd…dd  YYY1/M1/D1 h1:m1:s1  YYY2/M2/D2 h2:m2:s2  YYY3/M3/D3 h3:m3:s3  YYY4/M4/D4 h4:m4:s4  ffff            gg…gg
aa…aa       bbb(eeee)  cccc             dd…dd  YYY1/M1/D1 h1:m1:s1  YYY2/M2/D2 h2:m2:s2  YYY3/M3/D3 h3:m3:s3  YYY4/M4/D4 h4:m4:s4  ffff            gg…gg

英語の場合

Test ID      Status     Execution format PID     Process start time   Process stop time   Test begin time      Test end time         Classification  Protocol
aa…aa       bbb(eeee)  cccc             dd…dd  YYY1/M1/D1 h1:m1:s1  YYY2/M2/D2 h2:m2:s2  YYY3/M3/D3 h3:m3:s3  YYY4/M4/D4 h4:m4:s4  ffff            gg…gg
aa…aa       bbb(eeee)  cccc             dd…dd  YYY1/M1/D1 h1:m1:s1  YYY2/M2/D2 h2:m2:s2  YYY3/M3/D3 h3:m3:s3  YYY4/M4/D4 h4:m4:s4  ffff            gg…gg

• aa…aa ：テスト識別子（アダプタ識別子）

• bbb ：状態

  ACT：稼働中

  STP：停止中

• eeee ：終了要因

  "----"：稼働中

  "****"：異常終了

  "NORM"：正常終了

  "TERM"：強制終了

• c1c2c3c4 ：実行形態

  未実行の実行形態の個所には"-"を表示する。状態が「STP」の場合は最後に稼働していたときの実行形態を表示する。

  c1：p（並行実行）

  c2：a（蓄積実行）

  c3：r（リプレイ実行）

  c4：c（PCAP実行）

  未実行の実行形態の個所には「-」を表示する。

• dd…dd ：プロセスID

  状態が「STP」の場合は最後に稼働していた時のプロセスID

• fff ：システム検証支援基盤種別

  "RTM"：システム分析支援アダプタ

  "---"：種別未確定（プロセス開始時に異常終了など）

• gg…gg：プロトコル種別

  複数のプロトコルが稼働している場合は":"区切りで表示する。

  状態が「STP」の場合は最後に稼働していたときのプロトコル種別を表示する。

  TCP：TCP

  HTTP：HTTP

  RPC：RPC・RAPプロトコル

  IIOP：IIOPプロトコル

  --- ：プロトコル未確定（システム検証支援基盤プロセス開始時に異常終了している）

• YYY1/M1/D1 h1:m1:s1：プロセス起動時刻

• YYY2/M2/D2 h2:m2:s2：プロセス終了時刻

  状態が「STP(NORM)」以外の場合は、"----/--/-- --:--:--"を表示する。

• YYY3/M3/D3 h3:m3:s3：開始時刻

  指定時刻が2038年1月19日3時14分7秒を超過している場合は、"2038/01/19 03:14:07"を表示する。システム分析支援アダプタとして使用する場合は、"----/--/-- --:--:--"を表示する。

• YYY4/M4/D4 h4:m4:s4：終了時刻

  指定時刻が2038年1月19日3時14分7秒を超過している場合は、"2038/01/19 03:14:07"を表示する。システム分析支援アダプタとして使用する場合は、"----/--/-- --:--:--"を表示する。

各表示時刻はTZ環境変数に合わせて取り扱います。