8.3.6 esrtmunsetup(実行環境のアンセットアップ)
目的
システム分析支援リアルタイムモニタの実行環境(運用ディレクトリ)を削除します。
形式
esrtmunsetup [-d 運用ディレクトリパス]
機能
システム分析支援リアルタイムモニタの実行環境(運用ディレクトリ)を削除します。コマンドの実行結果は標準出力に出力されます。
本コマンドは次の用途で使用します。
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実行環境を削除する
システム分析支援リアルタイムモニタをアンインストールする場合(バージョンアップの手順としてのアンインストールは除く)は、アンインストール前に必ず本コマンドを実行してください。
アンセットアップコマンドは、運用ディレクトリ下の情報のうち、次の情報は削除しません。これ以外の運用ディレクトリ下の情報はすべて削除しますので、注意してください。
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運用ディレクトリのconfディレクトリ内の定義ファイル
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運用ディレクトリのsave ディレクトリ内の稼働情報格納領域
コマンド実行の前提条件
コマンド実行前に、esrtmlsコマンドでシステム分析支援リアルタイムモニタが停止していることを確認してください。
システム分析支援リアルタイムモニタが稼働している場合はesrtmstopコマンドで終了後、本コマンドを実行してください。
コマンド実行パス
インストールディレクトリ\bin\esrtmunsetup
オプション
- -d 運用ディレクトリパス ~〈108文字以内のパス名〉
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《 インストールディレクトリ\job\HSICRTM00 》
削除する運用ディレクトリのパスを絶対パスで指定します。
次の条件に該当するディレクトリパスは指定しないでください。
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存在しないディレクトリパス
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"\\"を含むディレクトリパス
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"\"で終端しているディレクトリパス
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シンボリックリンクを含むディレクトリパス
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インストールディレクトリパス
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空白を含むディレクトリパス
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戻り値
0:コマンドが正常に終了しました。
1:コマンドでエラーが発生しました。
コマンド実行例
# esrtmunsetup -d 運用ディレクトリ KFSE94259-Q Do you want to delete the execution environment? [y: Continue n: Cancel] operation directory = 運用ディレクトリ y (ユーザーがyと入力) KFSE94258-I The unsetup of the execution environment was performed. setup directory = 運用ディレクトリ
注意事項
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アンセットアップ中にエラーが発生した場合、エラーの要因を取り除いたあとに再度このコマンドを実行してください。
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このコマンドの実行中にこのコマンドを含むほかのコマンドを実行しないでください。