7.3.7 プロトコル関連定義(TCPプロトコル定義)
形式
[tcp_server=TCPサーバのIPアドレス[:ポート番号]] [tcp_client=TCPクライアントのIPアドレス[:ポート番号]] [tcp_threshold_watchtime=閾値]
機能
TCPプロトコル(TCP/IPを使用したユーザー独自プロトコル)に関連するパラメタを指定します。
指定数
0~1
tcp_serverプロパティ
- 設定値と省略値
-
TCPサーバのIPアドレス(nnn.nnn.nnn.nnn)[:TCPサーバのポート番号][,TCPサーバのIPアドレス(nnn.nnn.nnn.nnn)[:TCPサーバのポート番号]…]~〈符号なし整数〉((nnn:0~255)) ((ポート番号:1~65535))
- 説明
-
TCPサーバのIPアドレスとポート番号を組み合わせて指定します。
TCPプロトコルを使用するときは、必須の定義となります。
- IPアドレスの指定 nnn.nnn.nnn.nnn〈符号なし整数〉
-
nnnに0以上255以下の数を入力します。
ただし、0.0.0.0および255.255.255.255は指定できません。
指定できるIPアドレス、ポート番号の組み合わせの最大数は64個です。
- ほかのプロパティとの関連
-
サーバ間連携機能を使用しない場合、web_server、tcp_server、iiop_server、rpc_server、hirdb_serverのどれかを指定します。
- 利点
-
特定のTCPサーバに送信されるパケットだけをキャプチャできます。
- 注意事項
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同一マシン(同一IPアドレス)上に監視対象の他プロトコルのサーバがあるときは、ポート番号を指定してください。
tcp_clientプロパティ
- 設定値と省略値
-
TCPクライアントのIPアドレス(nnn.nnn.nnn.nnn)[:TCPクライアントのポート番号][,TCPクライアントのIPアドレス(nnn.nnn.nnn.nnn)[:TCPクライアントのポート番号]…]~〈符号なし整数〉((nnn:0~255)) ((ポート番号:1~65535))
- 説明
-
TCPクライアントのIPアドレスとポート番号を指定します。
- IPアドレスの指定 nnn.nnn.nnn.nnn〈符号なし整数〉
-
nnnに0以上255以下の数を入力します。
ただし、0.0.0.0および255.255.255.255は指定できません。
指定できるIPアドレス、ポート番号の組み合わせの最大数は64個です。
- ほかのプロパティとの関連
-
tcp_serverを指定したときだけ有効となります。
- 利点
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特定のクライアントから送信されるパケットだけをキャプチャできます。
tcp_threshold_watchtimeプロパティ
- 設定値と省略値
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~〈符号なし整数〉 (1~359900) 《1000》(単位:10ミリ秒)
- 説明
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アラート検知機能によって、ダッシュボードのアラート検知画面の表示対象となる応答時間の閾値を指定します。
応答時間が閾値以上となった場合に、ダッシュボードのアラート検知画面に稼働情報を表示します。
- ほかのプロパティとの関連
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tcp_serverを指定したときだけ有効となります。
- 指定値の目安
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監視する業務の性能要件に応じて値を指定してください。