4.5.9 比較情報画面
比較情報画面に表示される項目について説明します。
比較情報入力エリア
グラフ表示エリアまたはグラフ比較画面に表示したい比較情報を設定するためのエリアです。
- [比較元開始日選択カレンダー]
-
カレンダーコントロールの日付を選択し、比較元の稼働情報の開始日を設定します。
- [比較元開始時間入力コントロール]
-
比較元の稼働情報の開始時間を「時」「分」の単位で設定します。
集計間隔が「時」の場合、「分」の単位は設定できません。
この項目に時間を設定すると、[比較先開始時間入力コントロール]にも同じ時間が自動で設定されます。
なお、比較元の開始日時と比較先の開始日時が同じ日時の場合、比較できません。
- [比較先開始日選択カレンダー]
-
カレンダーコントロールの日付を選択し、比較先の稼働情報の開始日を設定します。
- [比較先開始時間入力コントロール]
-
比較先の稼働情報の開始時間を「時」「分」の単位で設定します。
集計間隔が「時」の場合、「分」の単位は設定できません。
- [集計間隔入力コントロール]
-
稼働情報の集計間隔を「秒」「分」「時」のどれかの単位で設定します。
単位の初期値は「分」です。
単位が「秒」の場合、10、20、30、40、または50から選択できます。
単位が「分」の場合、1~30の間で選択できます。
単位が「時」の場合、1~24の間で選択できます。
- [集計件数レンジスクロールバー]
-
稼働情報を集計間隔ごとに集計する件数を設定します。
10~300(10件刻み)(デフォルト値:100)(単位:件)
- [集計項目選択ドロップダウンリスト]
-
稼働情報を集計する項目を設定します。
表4‒14 稼働情報を集計する項目 項番
集計項目
内容
1
TPS
スループット(TPS)。
2
平均応答時間
サーバに要求を送信してからサーバから応答を受け取るまでの平均時間。
単位は、グラフレンジ入力エリアで設定します。
3
平均キュー滞留時間
スケジュールキューに滞留している平均時間。
単位は、グラフレンジ入力エリアで設定します。
PRFトレース情報があるときだけ有効です。
4
平均RPC実行時間合計
API(dc_rpc_call、dc_rpc_call_to、またはdc_rpc_poll_any_replies)の平均時間。
単位は、グラフレンジ入力エリアで設定します。
PRFトレース情報があるときだけ有効です。
5
平均排他待ち時間合計※
資源の排他要求時に排他待ちとなった平均時間。
単位は、グラフレンジ入力エリアで設定します。
PRFトレース情報があるときだけ有効です。
6
平均排他占有時間合計※
資源の排他要求によって排他を占有した平均時間。
単位は、グラフレンジ入力エリアで設定します。
PRFトレース情報があるときだけ有効です。
7
平均ネーム検索時間※
RPC要求によるネーム検索の平均時間。
単位は、グラフレンジ入力エリアで設定します。
PRFトレース情報があるときだけ有効です。
- 注※
-
OpenTP1の定義の設定が必要です。詳細については、「3.1 システムの構築の流れ」を参照してください。
- [比較情報表示ボタン]
-
比較情報入力エリアで設定したグラフを表示します。
ボタンをクリックしてからグラフを表示するまでの間、非活性となります。
グラフレンジ入力エリア
グラフ比較画面のグラフレンジを設定するためのエリアです。
- [グラフ表示対象システム選択ドロップダウンリスト]
-
グラフ比較画面の[選択表示]タブを選択した場合に表示する対象のシステム名を設定します。
- [TPSグラフレンジスクロールバー]
-
グラフ比較画面のスループット(TPS)のレンジを設定します。
グラフの縦軸のレンジ(最大値)を設定します。[集計項目選択ドロップダウンリスト]で「TPS」を設定した場合にスループット(TPS)の件数を表します。
10~2000(10件刻み)(デフォルト値:300)(単位:件)
- [時間単位グラフレンジスクロールバー]
-
グラフ比較画面のスループット(TPS)以外のレンジを設定します。
グラフの縦軸のレンジ(最大値)を設定します。[集計項目選択ドロップダウンリスト]で「TPS」以外を設定した場合の時間を表します。
10~5000(10ミリ秒刻み)(デフォルト値:1000)(単位:ミリ秒)
5~3600(5秒刻み)(デフォルト値:5)(単位:秒)
- [時間切替選択ボックス]
-
時間単位グラフレンジの単位を「秒」または「ミリ秒」に設定します。
グラフ表示エリア
比較情報入力エリアで設定したグラフを表示します。表示される内容については、「4.5.10 グラフ比較画面」を参照してください。