10.4 HSIC-ECDのエラーログファイル
HSIC-ECDのエラーログファイルについて説明します。
HSIC-ECDエラーログは、HSIC-ECDの定義ファイルの設定に誤りがあった場合や、HSIC-ECDエビデンスファイル出力時に障害が発生した場合に出力します。
HSIC-ECDエラーログは、3ファイルのラウンドロビン方式で出力します。ファイルサイズが64キロバイトを超えると新しいファイルに出力します。
ログ出力時に3ファイルがすべて使用済みの場合、更新日付が古いファイルから上書きし、ファイル内容を初期化(ファイルサイズは0キロバイト)してログを出力します。
出力先
HSIC-ECDエラーログは、以下のディレクトリに出力します。
%HSIC_ECD_ROOT%/log/
環境変数HSIC_ECD_ROOTが設定されていない場合は、以下のディレクトリに出力します。
J2EEサーバのカレントディレクトリ/log/
Hitachi Application ServerのJ2EEサーバのカレントディレクトリは以下です。
Hitachi Application Serverインストールディレクトリ/javaee/glassfish /nodes/ノード名/サーバインスタンス名/config
ファイル名
HSIC-ECDエラーログは、以下のファイルに出力します。
errlog?.log
?:メッセージログファイルのID(半角数字1バイト、1~3)