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Hitachi System Information Capture システム検証支援 テスト結果収集機能 


3.2.2 HSIC-ECDのインストール(Windowsの場合)

ユーザーアカウント

インストールはAdministratorsグループに属するユーザーアカウントで実行してください。

システム環境変数

HSIC-ECDは、インストール時にWindowsのシステム環境変数を設定します。

環境変数名

概要

HSIC_ECD_ROOT

HSIC-ECDのインストールパス

インストール

次の手順に従ってHSIC-ECDをインストールします。

  1. インストール媒体(CD-ROM)をCD-ROMドライブにセットする。

    日立総合インストーラが起動します。

    起動しない場合はCD-ROM内のHCD_INST.EXEを実行してください。

  2. 起動したインストーラの指示に従ってインストールを進める。

  3. ユーザー名/会社名を入力する。

    ユーザー名には最大50文字の文字列を、会社名には最大512文字の文字列を指定してください。

  4. インストール先のフォルダを設定する。

    以下のフォルダにインストールされます。(※1)

    <選択したフォルダ>Hitachi\HSIC_ECD\

    デフォルトでは以下にインストールされます。

    <OSインストールドライブ>:\Hitachi\HSIC_ECD\

    設定値は環境変数HSIC_ECD_ROOTに設定されます。

    (※1):

    <選択したフォルダ>のパスの末尾が「\Hitachi\」の場合

    以下のフォルダにインストールされます。

    <選択したフォルダ>HSIC_DBC\

    <選択したフォルダ>のパスの末尾が「\Hitachi\HSIC_DBC\」の場合

    以下のフォルダにインストールされます。

    <選択したフォルダ>

    インストール先を変更したい場合は[変更]ボタンをクリックし、任意のフォルダを選択してください。

    重要
    • 絶対パスで100バイト以内の文字列を指定してください。

    • UNC表記はできません。

    • ネットワークドライブは指定できません。

    • インストール先フォルダのパス中には「#」およびマルチバイト文字を指定できません。

    • 先頭が小文字の「u」で始まるフォルダは指定できません。

  5. インストールを実行する。

    入力内容に問題がなければ「インストール」をクリックしてください。

  6. マシンを再起動する。

    インストールを完了するには再起動が必要です。

インストール後の作業

インストールしたフォルダに関して、以下の条件にすべてあてはまる場合は、Administratorで、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行してください。

【条件】
  • Administrator以外のユーザでHSIC-ECDを使用する。

  • ユーザーアカウント制御(UAC)機能が動作するパス(※1)にHSIC-ECDをインストールする。

  • ユーザーアカウント制御(UAC)機能の「管理者承認モードですべての管理者を実行する」が有効になっている(※2)。

(※1):デフォルトでは、以下のパスがユーザーアカウント制御(UAC)機能が動作するパスです。

C:\Program FilesC:\Program Files (x86)C:\ProgramDataC:\Windows

(※2):以下の手順で確認できます。

1.[スタート]ボタンをクリックし、[設定]-[コントロールパネル]をクリックします。

2.[管理ツール]をクリックします。

3.[ローカルセキュリティポリシー]をクリックします。

4.[ローカルポリシー]-[セキュリティオプション]を選択します。

5.[ユーザーアカウント制御: 管理者承認モードですべての管理者を実行する]ポリシーのセキュリティ設定が有効になっているか確認します。

【コマンド】

以下コマンドを実行しインストールフォルダにアクセス権限を付与してください。

icacls %HSIC_ECD_ROOT% /t /grant everyone:(OI)(F)