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Hitachi System Information Capture システム検証支援 テスト結果収集機能 


2.4.3 プロジェクトおよび担当者の設定

HSIC-EMを用いたテストでは、プロジェクト単位でエビデンスを管理するため、テスト実行前に、プロジェクトとその担当者を事前に登録しておく必要があります。

重要

登録できるプロジェクト数の上限は、999999999件(削除済みのプロジェクトを含む)です。一度上限に達したあとはプロジェクトの追加ができなくなるため、注意してください。

プロジェクトおよび担当者の設定方法を次に示します。

プロジェクト一覧画面の表示

HSIC-DSEにログインして、プロジェクト一覧画面を表示します。

ログイン画面の表示

WebブラウザでレポジトリサーバのURLを入力してHSIC-DSEのログイン画面を表示します。

アクセスするURLは、eseasetupコマンドの正常終了時に標準出力に出力されます。

URLの形式は以下です。

http://xx.xx.xx.xx:yyyy/HSIC_DSE_EM/list

xx.xx.xx.xx :HSIC-DSEをインストールしたマシンのIPアドレス

yyyy :eseasetupコマンドの-pオプション指定値

ユーザID、パスワードの入力

ログイン画面でユーザID、パスワードの入力をします。

プロジェクト一覧画面の表示

メニューから[プロジェクト一覧]タブをクリックします。

[図データ]

プロジェクト一覧画面

ログインしたユーザに設定されているユーザ権限によって表示される画面が異なります。

  • ユーザ権限が「管理者」の場合

    現在登録されている全プロジェクトの情報が表示されます。

    [図データ]

  • ユーザ権限が「一般」「承認者」の場合

    自分が担当者として登録されているプロジェクトの情報だけが表示されます。

    [図データ]

プロジェクトの追加

管理者権限を持つユーザは、プロジェクトを新規に登録できます。

プロジェクト一覧画面へアクセスし、[追加]ボタンをクリックします。

[図データ]

プロジェクト名の入力

新規に登録するプロジェクト名を入力します。すでにプロジェクト名として登録されている名称は使用できません。

プロジェクト名に設定できる値は、64バイト以内の文字列です。

使用できる文字コードは、MS932です。

半角の場合は、以下の文字は使用できません。

"

\

,

また、文字列の先頭、および末尾に半角スペースは指定できません。

担当者の設定

現在登録されているユーザから、プロジェクトの担当者を割り当てます。

担当者として追加したいユーザのユーザIDまたは所属、もしくはその両方を入力して[追加]ボタンをクリックすることで、該当するユーザが担当者設定欄に追加されます。

メモ

担当者として設定されているユーザだけが、次の処理を実施できます。

  • エビデンスおよび報告書の登録

  • 報告書の承認(ユーザ権限が「一般」の場合を除く)

担当者設定のコピー

すでに登録されているプロジェクトの担当者一覧情報を引き継ぐことができます。

担当者設定のコピー欄から登録済みのプロジェクトを選択したあと、「実行」をクリックします。ポップアップ内の「担当」欄に、選択したプロジェクトの担当者設定が反映されます。担当者設定のコピーを実施したあとに、ユーザ個別に設定を変更することもできます。

重要

担当者設定のコピーを実施すると、担当者設定のコピー実施前に担当者設定欄に入力されていた情報は破棄されます。

登録実行

プロジェクト名の入力と担当者設定が完了したあと、[登録]ボタンをクリックします。

プロジェクトの変更

管理者権限を持つユーザは、登録済みのプロジェクトの名称および担当者設定を変更できます。

プロジェクトの一覧から、変更したいプロジェクトの行を選択し、[変更]ボタンをクリックします。

[図データ]

プロジェクト情報の入力

登録されている次の情報を必要に応じて変更します。

  • プロジェクト名

  • 担当者設定

[図データ]

メモ

現在担当者となっているユーザを削除した場合、そのユーザはプロジェクトの担当から外れます。

変更実行

プロジェクト名と担当者設定の変更が完了したあと、[変更]ボタンをクリックします。

プロジェクトの削除

管理者権限を持つユーザは、登録されているプロジェクトを削除できます。

重要

プロジェクトを削除した場合、プロジェクトに紐づいた担当者情報や登録されたテストエビデンスもすべて削除されます。報告書承認済みのテストエビデンスであっても削除されるため、注意してください。

プロジェクトの一覧から、削除したいプロジェクトの行を選択し、[削除]ボタンをクリックします。

[図データ]

削除実行

表示された削除対象のプロジェクトの情報を確認し削除してもよい場合は、[削除]ボタンをクリックします。

担当者の確認

プロジェクトごとの担当者一覧を確認できます。

担当者一覧を確認したいプロジェクトを選択し、[担当者一覧に進む]ボタンをクリックします。

[図データ]

担当者一覧の確認

プロジェクトの登録時、および変更時に担当者として設定されたユーザが、プロジェクトの担当者一覧に表示されます。

メモ

プロジェクトの変更時に担当者から外されたユーザは、プロジェクトの担当者一覧からも削除されます。担当者として設定されているユーザが削除された場合も同様です。ただし、担当テスト件数が0件以外で設定されている場合や、既に登録されているテスト結果がある場合は一覧からは削除されません。この場合、担当者一覧から削除されない代わりに、「状況」欄が担当者であることを示す「○」から、担当者から外れたことを示す「---」に変化します。「状況」が「---」となっているユーザの登録済みエビデンスおよび担当テスト件数がともに0件となった場合は、自動的に担当者一覧から削除されます。また、「状況」が「---」となっているユーザは、そのプロジェクトに対して次の操作はできません。

  • エビデンスおよび報告書の登録

  • 報告書の承認

プロジェクト一覧に戻る

次のどちらかの操作をすると、プロジェクト一覧に戻ります。

  • [プロジェクト一覧に戻る]ボタンをクリック

  • ページ左上の「プロジェクト一覧」のリンクをクリック

担当テスト件数の設定

担当者ごとに、進捗管理に必要となる担当テスト件数を設定できます。

「プロジェクト一覧」のページから実行する場合
  • 対象プロジェクトの選択

    担当テスト件数を設定したい担当者が所属するプロジェクトを選択し、[担当テスト件数の登録・変更]ボタンをクリックします。

  • 担当者の選択

    自分がプロジェクトの担当者として設定されている場合は、プルダウンメニューの初期値としてセットされている担当者を選択します。

    ほかの担当者の担当テスト件数を設定する場合は、プルダウンメニューから対象の担当者を選択します。

    [図データ]

  • 担当テスト件数の入力

    設定する担当テスト件数を入力します。

    テスト件数に設定できる値は、0から99999までの整数の半角数字です。

    なお、担当テスト件数を合計した総テスト件数の上限は、プロジェクトにつき9999999件です。

  • 複数担当者に対する担当テスト件数の一括設定

    複数の担当者に対して担当テスト件数を一括で設定したい場合は、[行の追加]ボタンをクリックしてください。ユーザの入力欄の行が最大で20行まで追加されます。特定行を削除したい場合は、行冒頭の[×]をクリックしてください。なお、同じ担当者に対して複数行で担当テスト件数を設定できません。

    [図データ]

  • 登録の実行

    複数担当者に対する担当テスト件数の一括設定が完了したら[登録]ボタンをクリックしてください。

「担当者一覧」のページから実施する場合
  • 担当者の選択

    担当者一覧の中から、担当テスト件数を設定したい担当者の行をクリックし、[担当テスト件数の登録・変更]ボタンをクリックします。

  • 担当テスト件数の入力

    設定する担当テスト件数を入力します。

    テスト件数に設定できる値は、0から99999までの整数の半角数字です。

    なお、担当テスト件数を合計した総テスト件数の上限は、プロジェクトにつき9999999件です。

    [図データ]

  • 登録の実行

    担当テスト件数の設定が完了したら[登録]ボタンをクリックしてください。