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Hitachi System Information Capture - Visualizer リファレンス


4.2.10 esipcsockcls(コネクション切断)

目的

システム分析支援アキュムレータとのコネクションを切断する。

形式

esipcsockcls [-g テスト識別子]
             { [-i 自IPアドレス] [-m 自ポート番号] [-t 相手IPアドレス]
               [-o 相手ポート番号] | -a} 
             [-p { all | htp | hir | cos | tns }] 

機能

システム分析支援アダプタが使用しているシステム分析支援アキュムレータとのコネクションを切断します。

切断対象のコネクションが送信中の場合は、送信完了後にコネクションを切断します。

切断するコネクションは、esipclscnコマンドで確認してください。

また、コネクション切断が成功したか否かもesipclscnコマンドで確認してください。

本コマンドはスーパユーザで実行できます。

オプション

-iオプション、-mオプション、-tオプション、-oオプションのすべてを省略した場合は、コネクションの切断は行いません。

すべてのコネクションを切断したい場合は、-aオプションを指定してください。

-iオプションのみを指定した場合(他オプションも同様)は、指定した値が一致するコネクションはすべて切断します。

出力形式

テスト識別子としてアダプタ識別子が表示されます。

日本語の場合

KFSE93306-I コネクション切断を受け付けました。テスト識別子=aa…aa,プロトコル
種別=bb…bb,自IPアドレス=cc…cc,自ポート番号=dd…dd,相手IPアドレス番号=
ee…ee,相手ポート番号=ff…ff

英語の場合

KFSE93306-I The connection close has been accepted. test ID = aa…aa, protocol 
type = bbb, my IP address = cc…cc, my port number = dd…dd, target IP address 
= ee…ee, target port number = ff…ff

注意事項

コネクション接続先のマシンがダウンした場合など、作成時刻(*1)がマシンダウンした時刻よりも前だった場合に、本コマンドを使用してコネクション切断を行なってください。

(*1):コネクション確立時刻は、esipclscnコマンドで確認する。