4.2.8 esibunsetup(システム分析支援アキュムレータのアンセットアップ)
目的
システム分析支援アキュムレータの運用ディレクトリ、および業務実態情報格納領域を削除します。
形式
esibunsetup [-d 運用ディレクトリパス]
機能
システム分析支援アキュムレータの運用ディレクトリ、および業務実態情報格納領域を削除します。コマンドの実行結果は標準出力に出力されます。
本コマンドは以下の用途で使用します。
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実行環境を削除する
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実行環境の設定を変更するために実行環境を削除する
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業務実態情報アクセスポートの変更
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業務実態情報アクセス識別子の変更
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システム分析支援アキュムレータをアンインストールする場合(バージョンアップの手順としてのアンインストールは除く)は、アンインストール前に必ず本コマンドを実行してください。
アンセットアップコマンドは以下以外の情報を全て削除しますので、注意してください。
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運用ディレクトリのconfディレクトリ内の定義ファイル
コマンド実行の前提条件
コマンド実行の前提条件を以下に示します。
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コマンド実行前にesiblsでシステム分析支援アキュムレータが停止していることを確認してください。
システム分析支援アキュムレータが起動している場合はesibstopで終了後、本コマンドを実行してください。
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コマンド実行前にシステム分析支援ビューアを起動していないことを確認してください。
システム分析支援ビューアが起動している場合はシステム分析支援ビューアを終了後、本コマンドを実行して下さい。
コマンド実行パス
<インストールディレクトリ>/bin/esibunsetup
オプション
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-d 運用ディレクトリパス ~〈108文字~以内のパス名〉《 <インストールディレクトリ>/job/VISUALIZER00 》
削除する運用ディレクトリのパスを絶対パスで指定します。
以下の条件に当てはまるディレクトリパスは指定しないで下さい。
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存在しないディレクトリパス
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esibsetupコマンドで作成した運用ディレクトリ以外
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注意事項
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アンセットアップ中にエラーが発生した場合、エラーの要因を取り除いたあとに再度このコマンドを実行してください。
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このコマンドの実行中にこのコマンドを含むほかのコマンドを実行しないでください。
戻り値
0:コマンドが正常に終了しました。
1:コマンドでエラーが発生しました。
コマンド実行例
# esibunsetup -d <運用ディレクトリ> KFSE93859-Q Do you want to delete the execution environment? [y: Continue n: Cancel] operation directory = <運用ディレクトリ> y (ユーザがyと入力) KFSE93858-I The unsetup of the execution environment was performed. setup directory = <運用ディレクトリ>