4.2.3 esibrasget(保守資料取得)
目的
システム分析支援のトラブルシュートに必要な保守資料を取得します。
機能
システム分析支援のトラブルシュートに必要な保守資料を指定されたファイルに取得します。
取得するのは、esibrasgetコマンド実行時のシステム分析支援アキュムレータの運用ディレクトリのシステム分析支援の情報と、システム分析支援アダプタの情報です。
同一マシンに複数の運用ディレクトリがある場合は、それぞれの実行環境ごとにesibrasgetコマンドを実行します。
コマンド実行の前提条件
なし。
オプション
-
-c
保守資料取得後にgzipで圧縮を行います。
指定を省略した場合は、圧縮を行いません。
コマンド実行パス
<運用ディレクトリ>/bin/esibrasget
コマンド引数
Linuxの場合、保守資料取得先ファイル名をフルパスで指定します。
-cオプションを指定して取得先ファイル名の末尾に.gz以外を指定すると、取得先ファイル名の末尾に.gzを付加してファイルを作成します。
Windowsの場合、保守資料取得先ファイルを格納するディレクトリ名を128文字以内のフルパスで指定します。
戻り値
0:保守資料を取得しました。
1:保守資料の取得ができませんでした。
出力形式
esibrasgetコマンドを実行すると標準出力に以下を出力します。
esibrasget:TargetDirectory=xxx