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Hitachi System Information Capture - Visualizer リファレンス


1.3.1 稼働統計情報ファイル

稼動統計情報ファイルの出力先を以下に示します。

表1‒2 稼働統計情報ファイルの出力先

ファイル種別

出力先

出力ファイル名

稼動統計情報

<システム分析支援アキュムレータの運用ディレクトリ\logs>

ADP_HSICIB-StatisticsInfo?.log

?:1~statistics_fileno定義指定値

ファイルサイズとファイル数

稼動統計情報のサイズはstatistics_filesz定義指定値(単位:メガバイト)、面数はstatistics_fileno定義指定値です。

ファイル形式

以下に稼動統計情報ファイルの形式を示します。稼動統計情報ファイルのデータはカンマで区切られており、CSVファイルの編集が可能なプログラムでソートや編集が可能です。

"*******   HSICIB Statistical information Version (aa-aa-aa)   *******"
"File name                      : bb…bb"
"File creation date             : cccc-cc-cc cc:cc:cc.ccc"
"Range","ClientIP","Requests","ResponsTime(avg)","ResponsTime(max)",
"ResponsTime(min)","Error number"
"dddd-dd-dd dd:dd:dd.ddd to eeee-ee-ee ee:ee:ee.eee","fff.fff.fff.fff","gg…gg",
"hh…hh.hhh","ii…ii.iii","jj…jj.jjj","kk…kk"
                           :

aa-aa-aa:バージョン情報

bb…bb:ファイル名

cccc-cc-cc cc:cc:cc.ccc:ファイル作成日時(年-月-日 時:分:秒.ミリ秒

dddd-dd-dd dd:dd:dd.ddd:稼動統計情報取得開始時刻(年-月-日 時:分:秒.ミリ秒

eeee-ee-ee ee:ee:ee.eee:出力時刻(年-月-日 時:分:秒.ミリ秒

fff.fff.fff.fff:クライアントIPアドレス

gg…gg:リクエスト要求数

hh…hh.hhh:リクエストのレスポンス平均時間(ミリ秒.マイクロ秒)

ii…ii.iii:リクエストのレスポンス最長時間(ミリ秒.マイクロ秒)

jj…jj.jjj:リクエストのレスポンス最短時間(ミリ秒.マイクロ秒)

kk…kk:エラー発生件数

※稼動統計情報集計時間内にどのクライアントからも1件も要求がなかった場合、その時間範囲の稼動統計情報は出力されません

稼働統計情報ファイルのバックアップ

稼動統計情報ファイルは複数ファイルのラウンドロビン方式で使用するため、全面使用済みとなる状態で稼動統計情報ファイルの切替えが発生すると古いファイルを上書きして再利用します(ファイル内容を初期化して使用する)。したがって、稼動統計情報ファイルの内容を保存したい場合には古い稼動統計情報ファイルをバックアップしてください。