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Hitachi System Information Capture リファレンス 


KFSE60910-E (Y)E+P+L(L)1

蓄積ファイル出力機能で障害が発生しました。ファイル種別=aa....aa,理由コード=bb....bb,ファイル名=cc....cc,詳細コード=dd....dd

An error occurred in the accumulation file output function. file type = aa....aa, reason code = bb....bb, file name = cc....cc, detail code = dd....dd

蓄積ファイル出力機能で障害が発生しました。

aa....aa:蓄積ファイル種別

REQ:本番用の要求電文蓄積ファイル

RPY:本番用の応答電文蓄積ファイル

REQTS:テスト用の要求電文蓄積ファイル

RPYTS:テスト用の応答電文蓄積ファイル

bb....bb:理由コード

理由コードの意味と対策を[対策]に示します。

cc....cc:蓄積ファイル名

以下に示す理由コードの場合は、蓄積ファイルを格納するディレクトリ名を表示します。

MAKE DIROPEN DIRREAD DIRNONE DIR

理由コードがDIR STATのときは、蓄積ファイルを格納するディレクトリ名、もしくは、蓄積ファイルを格納するディレクトリ内のディレクトリ名、または、ファイル名を表示します。

dd....dd:詳細コード

システム検証支援基盤がトラブルシュートで使用する情報です。

(S)

システム検証支援基盤プロセスを強制停止します。

(O)

システム管理者に連絡してください。

[対策]

理由コード一覧に従って対策してください。

理由コード

意味

対策

MAKE DIR

ディレクトリの作成に失敗しました。

(mkdirエラー)

ディスク容量の不足、ディレクトリへのファイル作成権限があるか、ファイルシステムに異常がないかを確認してください。

DIR STAT

ディレクトリまたはファイルの状態取得に失敗しました。

(statエラー)

OPEN DIR

ディレクトリのオープンに失敗しました。(opendirエラー)

READ DIR

ディレクトリエントリの取得

失敗しました。(readdir_rエラー)

FIL OPEN

ファイルのオープンに失敗しました。

(openエラー)

  • 蓄積ファイルを格納するディレクトリ内に、蓄積ファイルと同じ名称のディレクトリがある場合は、ディレクトリ名称を変更するか、別ディレクトリに移動してください。

  • ディスク容量不足、ファイルディスクリプタ不足、ファイルの作成権限があるか、ファイルシステムに異常がないかを確認してください。

UNLINK

ファイルの削除に失敗しました。

(unlinkエラー)

ディスク容量不足、ファイルディスクリプタ不足、ファイルの作成権限があるか、ファイルシステムに異常がないかを確認してください。

NONE DIR

蓄積ファイル関連定義accumulate_fileコマンド-fオプションのdirpathで指定したファイル格納ディレクトリが存在しません。

蓄積ファイル関連定義accumulate_fileコマンド-fオプションのdirpathで指定したファイル格納ディレクトリを作成してください。

MAX CNT

蓄積ファイル関連定義accumulate_fileコマンド-fオプションのfilenoで指定したファイル最大面数を超えた出力要求がありました。

  • 直前にKFSE50910-Eメッセージが出力されている場合は、当該メッセージの対策をしてください。

  • 蓄積ファイル関連定義accumulate_fileコマンド-fオプションのfilenoで指定するファイル最大面数、および、蓄積ファイル関連定義accumulate_fileコマンド-fオプションのfileszで指定するファイル最大サイズの値を見直してください。

HUNG ADD

内部矛盾が発生しました。

保守員に連絡してください。

HUNG INF

BUF FAIL