1.8.6 カバレージ情報の表示(ソースカバレージ情報)
ソースカバレージ情報画面は、カバレージ統計情報画面の詳細カバレージ情報の[表示]をクリックすると表示されます。カバレージ統計情報画面については、「1.8.5 カバレージ情報の表示(カバレージ統計情報)」を参照してください。
ソースカバレージ情報画面に表示される項目について、次に示します。マニュアルCOBOL2002 操作ガイドもあわせて参照してください。
ヘッダエリア
ソースカバレージ情報画面のヘッダエリアで表示される項目について、次の表に示します。
名称 |
内容 |
---|---|
バージョン |
COBOL2002のバージョン情報 |
出力日時 |
カバレージ情報を出力した日時 |
ソース表示エリア
ソース表示エリアには、[全ソース表示]タブ、[差分ソース表示]タブ、[未実行ソース表示]タブ、[差分未実行ソース表示]タブ、および[呼び出し文ソース表示]タブが表示されます。
-
[全ソース表示]タブ
原始プログラム、原始プログラムの変更による差分、C0実行済み、およびC1実行済みの状態が表示されます。
図1‒51 [全ソース表示]タブ [全ソース表示]タブに表示される項目について、次の表に示します。
表1‒22 [全ソース表示]タブ 名称
内容
ソース要素名
ソース要素の種別に応じた名称
-
最外プログラムの場合
プログラム名:翻訳単位の名称またはソース要素名称
-
入れ子プログラムの場合
プログラム名:翻訳単位の名称またはソース要素名称
-
ファクトリメソッド・オブジェクトメソッドの場合
クラス名:翻訳単位の名称
メソッド名:ソース要素名称
-
利用者定義関数名の場合
利用者定義関数名:翻訳単位の名称またはソース要素名称
変更
-
Y:原始プログラムの変更された行
-
#:原始プログラムの変更によって影響がある行
C0
-
*:実行が済んだ実行文
-
.:実行していない実行文
C1
-
@:実行が済んだ分岐
-
.:実行していない分岐
行番号
コンパイラが振り直した行番号
ソーステキスト
原始プログラムの行の内容
-
-
[差分ソース表示]タブ
原始プログラムの修正によって生じた差分のソースに対して、変更行、変更影響行、C0実行済み、およびC1実行済みが明示されます。差分のソースがないときは「出力対象データはありません」と表示されます。[差分ソース表示]タブに表示される項目については、「表1‒22 [全ソース表示]タブ」を参照してください。
図1‒52 [差分ソース表示]タブ -
[未実行ソース表示]タブ
原始プログラムの実行していないソースが表示されます。実行していないソースがないときは「出力対象データはありません」と表示されます。[未実行ソース表示]タブに表示される項目については、「表1‒22 [全ソース表示]タブ」を参照してください。
図1‒53 [未実行ソース表示]タブ -
[差分未実行ソース表示]タブ
原始プログラムの差分未実行ソースが表示されます。差分未実行ソースがないときは「出力対象データはありません」と表示されます。[差分未実行ソース表示]タブに表示される項目については、「表1‒22 [全ソース表示]タブ」を参照してください。
図1‒54 差分未実行ソース表示タブ -
[呼び出し文ソース表示]タブ
原始プログラムのS1カバレージ対象の呼び出し文が表示されます。S1カバレージ対象の呼び出し文がないときは「出力対象データはありません」と表示されます。[呼び出し文ソース表示]タブのに表示される項目については、「表1‒22 [全ソース表示]タブ」を参照してください。
図1‒55 [呼び出し文ソース表示]タブ
まとめ情報エリア
ソース単位のC0メジャー、差分C0メジャー、C1メジャー、差分C1メジャー、S1メジャー、および差分S1メジャーを表示します。
名称 |
内容 |
||
---|---|---|---|
C0 |
対象総数 |
ソース単位 |
実行文の数 |
実行済数 |
実行が済んだ実行文の数 |
||
未実行数 |
実行していない実行文の数 |
||
カバレージ率 |
C0メジャー※ |
||
差分C0 |
対象総数 |
差分 |
実行文の数 |
実行済数 |
実行が済んだ実行文の数 |
||
未実行数 |
実行していない実行文の数 |
||
カバレージ率 |
差分C0メジャー※ |
||
C1 |
対象総数 |
ソース単位 |
実行できる分岐先の数 |
実行済数 |
実行が済んだ分岐先の数 |
||
未実行数 |
実行していない分岐の数 |
||
カバレージ率 |
C1メジャー※ |
||
差分C1 |
対象総数 |
差分 |
実行できる分岐先の数 |
実行済数 |
実行が済んだ分岐先の数 |
||
未実行数 |
実行していない分岐の数 |
||
カバレージ率 |
差分C1メジャー※ |
||
S1 |
対象総数 |
ソース単位 |
実行できる呼び出し文の数 |
実行済数 |
実行が済んだ呼び出し文の数 |
||
未実行数 |
実行していない呼び出し文の数 |
||
カバレージ率 |
S1メジャー※ |
||
差分S1 |
対象総数 |
差分 |
実行できる呼び出し文の数 |
実行済数 |
実行が済んだ呼び出し文の数 |
||
未実行数 |
実行していない呼び出し文の数 |
||
カバレージ率 |
差分S1メジャー※ |
- 注※
-
小数点第2位以下は切り捨てます。
- 注意事項
-
-
C0メジャー、差分C0メジャー、C1メジャー、差分C1メジャー、S1メジャー、および差分S1メジャーのそれぞれの対象総数、実行済数が99,999,999を超えた場合、「*」が表示されます。また、対象総数が0の場合は、「-」が表示されます。
-
対象総数および実行済数が「*」の場合、未実行数には「*」が表示されます。
-
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