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COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド


付録C 単体テスト支援の制限値と限界値

単体テスト支援の制限値と限界値の説明です。

「文字」は,全角文字・半角文字ともに1文字と見なします。

分類

項目

制限値,限界値

GUI

[ソーステキスト]画面に表示する行数

999,999行

一度に表示する[テストケース]画面の数

25個

一度に表示する[出力]画面のタブの数

25個

[出力]画面の[メッセージ]画面に表示する数

1,000行

[テストプロジェクト画面]で同時に選択して操作できるテストケースの数

100個

[データ項目の値の表示/期待値の設定]一覧に表示するデータ項目の数

1,500個

[データ項目の値の表示/期待値の設定]一覧で設定できるデータ項目の数

1,500個

[値の代入の設定]一覧に表示するデータ項目の数

1,500個

[値の代入の設定]一覧で設定できるデータ項目の数

1,500個

テストプロジェクト

1つのテストプロジェクトに含まれるテストケースの数

5,000個

1つのテストプロジェクトに含まれる実行結果の数

100個

1つのテストケースで設定できる中断点の数

500個

[データ項目の値の表示/期待値の設定]および[値の代入の設定]で入力できる文字の数

1,024文字

実行結果の名前の長さ

255文字

1つのOCCURS指定ありデータ項目の1つの次元でテストデータを設定できる個数

500個

テストケースのCSVファイル

[データ項目名]に記載できるバイト数

4,096バイト

1行に記述できるバイト数

8,192バイト

[代入値]および[期待値]に記述できる文字数

1,024文字

次の設定画面用に,期待値を設定できる数

  • [プログラム開始時]画面

  • [プログラム終了時]画面

  • [中断点]画面(中断点ごと)

それぞれ1,500個

次の設定画面用に,代入値を設定できる数

  • [プログラム開始時]画面

  • [プログラム終了時]画面

  • [中断点]画面(中断点ごと)

それぞれ1,500個

ファイルシミュレーション

[ファイルシミュレーション]画面で,1テストデータセットに設定できる期待値の数

100個

[ファイルシミュレーション]画面で,1テストデータセットに設定できる代入値の数

100個

ファイルシミュレーション用のテストデータとして,「ファイル名」,「オープンモード」,「入出力文」の組み合わせで1つのキーとしたときに設定できるテストデータセットの個数

100個

注意

各要素の上限値以内でも,データの組み合わせによってはメモリ不足になることがあります。この場合は,次に示す目安の数値以内となるように,テストデータの設定を見直すか,テストプロジェクト内に保存するテスト実行結果の数を削減してください。

  1. 1つのテストプロジェクトに含められるテストデータの個数:50,000個

    テストケースごとに設定したテストデータの個数の合計です。

  2. 1つのテストプロジェクトに含められる実行結果のデータ項目の表示対象の個数:750,000個

    中断点の部分が繰り返し実行されたときの表示の個数もカウントします。

  3. テスト対象のCOBOLソースファイルに含まれるデータ項目の個数:20,000個

    OCCURS句の繰り返し分の数を含みます。ただし,OCCURS句の繰り返し数は1次元につき最大500までとします。この上限値を変更する場合,環境変数CBLUTS_ANALYZEMAXOCCURSNUMで設定してください。詳細は,「5.2 COBOLソースファイルを解析する」および「付録D 単体テスト支援の環境変数」を参照してください。また,OCCURS句を含む集団項目のデータ項目数は,使用するメモリ量がほかのデータ項目より多いため,2倍した値で計算します。

  4. テスト対象のCOBOLソースファイルの行数:100,000行(COPY文などの展開後の値とします)