8.3.4 CSVファイルをインポートする（ファイル指定）
指定したCSVファイルをテストケースとして取り込みます。
作業の前に確認すること
-
インポートするCSVファイル内で，テストデータの設定が完了している。
-
CSVファイルで設定するテストデータが正しい。
作業の手順
-
単体テストの実行の対象となるテストプロジェクトを用意します。
-
Windowsのコマンドプロンプトを起動します。
-
次に示すcblutsコマンドで，CSVファイルをインポートします。
cbluts -TestCase -Import -InputPath CSVファイルのパス 〔-Skip | -OverWrite | -Rename〕 -Project 実行対象テストプロジェクトファイルパス
CSVファイル名と同じ名前のテストケースがすでにインポート先にあった場合，デフォルトでは，そのCSVファイルのインポートがスキップされます。
動作を変えたい場合は，-OverWriteオプションまたは-Renameオプションを指定してください。
取り込みたいCSVファイルが複数ある場合は，上記のコマンドをファイルごとに実行するか，または取り込むCSVファイルを一時的に1つのフォルダにまとめて，そのフォルダを指定して取り込んでください。
注意
-
取り込み中にエラーが発生した場合の処理の継続可否は，GUIの動作に準じます。
-
コンパイルエラーが発生している場合や，プログラム情報ファイルに必要な情報が含まれていない場合，このコマンドは実行できません。
その場合は，先にCOBOLソースファイルの内容や，コンパイルオプションを見直して，エラーを解消しておく必要があります。
関連項目