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COBOL2002 Professional Tool Kit 単体テスト支援ガイド


8.2.1 すべてのテストケースを実行する

有効になっているすべてのテストケースを実行します。

作業の前に確認すること

作業の手順

  1. 単体テストの実行の対象となるテストプロジェクトを準備します。

  2. Windowsのコマンドプロンプトを起動します。

  3. 次に示すcblutsコマンドで,バッチモードで単体テスト支援を起動して単体テストを実行します。

    cbluts -Test -Run 〔-InputPath プロジェクト情報ファイルパス〕 〔-Detail〕  〔-Force〕  -Project  実行対象テストプロジェクトファイルパス

    テスト実行する直前で,対応が取れないテストデータが見つかった場合は,テスト実行が中止されます。ただし,-Forceオプションが指定されていた場合は,対応が取れないテストデータが見つかっても中止しないで,テスト実行します。この場合,対応が取れないテストデータはすべて削除されます。

  4. 実行後の結果を確認します。

    バッチモードでは,標準出力に実行結果のサマリ情報が表示されます。サマリ情報を次に示します。

    • 総テストケース件数

    • テストケースの判定結果数

    • テストケースごとの判定結果一覧

    • カバレージ情報

    コマンドラインオプションに-Detailを指定した場合は,サマリ情報に続き,結果の詳細が表示されます。結果の詳細を次に示します。

    • テストケースごとの判定結果

    • 各テストケースの結果の値と判定結果の個数

    • データ項目ごとの結果の値と判定結果の詳細

    • 各テストケースの結果の代入した値の個数

    • データ項目ごとの代入した値の詳細

    • ファイルシミュレーションで出力文を実行したときの結果の値と判定結果

    • ファイルシミュレーションで入力文を実行したときに代入した値

注意

関連項目