付録B データ影響波及分析で使用できる正規表現
データ影響波及分析で使用できる正規表現の説明です。
検索で使用できる正規表現の構文規則を次に示します。
パターン |
検索する対象 |
---|---|
¥d |
半角数字の0から9の1文字。 |
¥s |
空白文字。空白文字を次に示します。
|
¥ |
正規表現の要素で使われる文字を通常の文字としてエスケープする場合に使います。 例 「¥*」や「¥.」は,「*(アスタリスク)」や「.(ピリオド)」を検索します。 |
. |
任意の1文字。 |
* |
直前の文字の0回以上の繰り返しと一致。 「?」を付けると最短で一致。 |
+ |
直前の文字の1回以上の繰り返しと最長で一致。 「?」を付けると最短で一致。 |
? |
直前の文字の0回または1回の繰り返しと最長で一致。 「?」を付けると最短で一致。 |
正規表現の使用例
- 「DATA」で始まり,半角数字が0回以上繰り返す文字列を検索する場合
-
検索パターン:DATA¥d*
検索対象文字列:MOVE DATA10 TO DATA20 DATA21
一致する文字列:DATA10,DATA20,DATA21
- 「MOVE」で始まり「DATA」で終わる最長の文字列を検索する場合
-
検索パターン:MOVE.*DATA
検索対象文字列:MOVE DATA10 TO DATA20
一致する文字列:MOVE DATA10 TO DATA
- 「MOVE」で始まり「DATA」で終わる最短の文字列を検索する場合
-
検索パターン:MOVE.*?DATA
検索対象文字列:MOVE DATA10 TO DATA20
一致する文字列:MOVE DATA