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COBOL2002 Professional Tool Kit データ影響波及分析ガイド


10.9 [影響波及データ]画面

データ影響波及分析の対象となるCOBOLプログラムテキストの,影響波及データを定義する行に色を付けて表示する画面です。

[影響プログラム一覧]画面,[影響波及データ一覧]画面,または[影響波及コード一覧]画面の一覧から,メニューを選択またはダブルクリックすると,選択した項目に該当するデータ記述項のCOBOLプログラムテキストが表示されます。

[図データ]

現在行のマーカ

[影響プログラム一覧]画面,[影響波及データ一覧]画面,[影響波及コード一覧]画面で選択した項目の該当行を示します。

行番号領域

[影響波及データ]画面のテキストの行番号です。

COBOLプログラムテキスト

COBOLソースファイルの内容です。

COBOLプログラムテキストには,次に示す背景色が付けられます。該当する文が複数行のときは,データ名がある行に色が付けられます。

COBOLプログラムテキストの種類

デフォルトの色

調査対象データ項目を定義する行

オレンジ

影響波及元のデータ項目を定義する行

影響波及先のデータ項目を定義する行

影響波及元と影響波及先の両方のデータ項目を定義する行

配色を変更するときは,[画面の設定]画面で指定します。画面の配色の変更については,「9.1.1 色を設定する」を参照してください。

参考

COBOLプログラムテキストの背景色を画面上で確認するときは,[ヘルプ]−[凡例を表示]メニューを選択して[凡例を表示]ダイアログを表示してください。

[図データ]

注意
  • 同じ登録集原文ファイルの同じデータ名を取り込んで定義される異なるデータ項目が,それぞれ異なる影響属性の場合,[影響波及データ]画面に表示される定義行の色に一方のデータ項目の影響属性の色が採用され,その色はもう一方のデータ項目の影響属性の色とは一致しないことがあります。

  • 画面の連動を設定しておくと,[影響波及データ一覧]画面のデータ項目をクリックすればCOBOLソーステキストの該当個所を自動的に表示するため,より簡単にCOBOLソーステキストを参照できます。

  • 1行に複数のデータ項目が定義されているときは,優先度が高いデータ項目の背景色が表示されます。優先度は次の順番です。

    (優先度高) 調査対象 > 影響波及元,影響波及先,影響波及元影響波及先 > 影響なし (優先度低)

    注※

    影響波及元,影響波及先,影響波及元影響波及先は,先頭に近いデータ項目が優先されます。

関連項目