3.5 メインフレームの固定長形式があるCOBOLソースファイルを解析する
メインフレーム向けに開発したCOBOLソースファイルでは,機能キャラクタによって記述がずれることがあります。メインフレームの固定長形式の機能キャラクタを考慮して,COBOLソースファイルを解析できるように修正する必要があります。
COBOLソース解析では,コンパイラオプションを設定して,メインフレーム向けのCOBOLソースファイルを解析できます。COBOLソースファイルを修正する必要はありません。
作業の手順
-
開発マネージャで,解析用のプロジェクトを作成し,COBOLソースファイルを登録します。
-
開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[ソース解析プロジェクトの使用開始]を選択します。
ソース解析プロジェクト名を設定するダイアログが表示されます。
-
任意のプロジェクト名を設定します。
-
開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[設定]を選択します。
[解析生成オプション設定]画面が表示されます。
-
[解析生成オプション設定]画面で「-CompatiV3 -V3Rec,Fixed」コンパイラオプションを指定します。
[解析生成オプション設定]画面の[コンパイラオプション]タブで,[オプション・環境変数を設定する]を選択します。[コンパイラオプションの設定]が活性化されるので,テキストボックスに「-CompatiV3 -V3Rec,Fixed」を入力します。
-
解析結果の出力先フォルダなどを設定します。
-
開発マネージャの[ツール]−[COBOLソース解析]−[解析の実行]を選択します。
機能キャラクタ(X'0A42'/X'0A41')があるメインフレーム形式として解析された結果が,ソース解析情報に出力されます。