10.15 そとPERFORM文からの呼出先情報の抽出規則
そとPERFORM文から呼出先(制御の移行先)の情報を抽出する規則について説明します。
そとPERFORM文から抽出する呼出先情報
呼出先情報は,そとPERFORM文から抽出する呼出先に関する情報です。この情報は,[プログラム詳細]画面の「セクション一覧」の[呼出有無]と[制御の移行先の手続き名],[セクション関連図]画面のセクション間のリンクを構築するために使用されます。
- 呼出先情報(単一指定)
-
呼出先が単一指定の場合,そとPERFORM文から抽出する呼出先情報は,次の情報を持ちます。
-
呼出先手続きの情報(手続き種別,節名,段落名)
[プログラム詳細]画面の「セクション一覧」の[制御の移行先の手続き名]では,この情報を使って次のように表示します。
PERFORM文
制御の移行先の手続き名
PERFORM 節名1
節名1
PERFORM 段落名1 IN 節名2
段落名1[節名2]
-
- 呼出先情報(範囲指定)
-
呼出先が範囲指定(手続き名1 THRU 手続き名2)の場合,そとPERFORM文から抽出する呼出先情報は,次の2つの情報を持ちます。
-
呼出先手続きの情報(手続き種別,節名,段落名)
-
出口手続きの情報(手続き種別,節名,段落名)
[プログラム詳細]画面の「セクション一覧」の[制御の移行先の手続き名]では,この情報を使って次のように表示します。
PERFORM文
制御の移行先の手続き名
PERFORM 節名1 THRU 節名2
節名1:節名2
PERFORM 節名1 THRU 段落名2 IN節名2
節名1:段落名2[節名2]
PERFORM 段落名1 IN 節名1 THRU 節名2
段落名1[節名1]:節名2
PERFORM 段落名1 IN 節名1 THRU 段落名2 IN 節名2
段落名1[節名1]:段落名2[節名2]
[プログラム詳細]画面の「セクション一覧」の[呼出有無]や,[セクション関連図]画面のセクション間のリンクの構築では,呼出先手続きの情報だけが使用されます。
-
- 注意事項
-
[プログラム詳細]画面の「セクション一覧」の[呼出有無]では,抽出された呼出先情報(単一指定)と,呼出先情報(範囲指定)の呼出先手続きに格納されている節や段落だけが,「参照」として表示されます。
呼出先情報の抽出規則
呼出先情報の抽出規則を次に示します。
- PERFORM 手続き名1の抽出規則
-
手続き名1(節名/段落名)を呼出先手続きとして,呼出先情報(単一指定)を抽出します。
- PERFORM 手続き名1 THRU 手続き名2(手続き名1は手続き名2の前)の抽出規則
-
-
手続き名1を呼出先手続き,手続き名2を出口手続きとして,呼出先情報(範囲指定)を抽出します。
-
手続き名1の末尾から手続き名2の末尾までの範囲に存在する,すべての節見出しの節名を使って呼出先情報(単一指定)を抽出します。
- 注意事項
-
2つ目の規則で抽出された呼出先情報(単一指定)の情報は,[プログラム詳細]画面の「セクション一覧」の[制御の移行先の手続き名]には出力されません。
-
- PERFORM 手続き名1 THRU 手続き名2(手続き名2は手続き名1の前)の抽出規則
-
手続き名1を呼出先手続き,手続き名2を出口手続きとして,呼出先情報(範囲指定)を抽出します。