COBOL2002 XML連携機能ガイド


7.2.8 入力XMLドキュメントの妥当性チェック機能

CBLXML-OP-InterfaceまたはCBLXML-OB-InterfaceアクセスルーチンのXML-MODE引数(アクセスモードを指定する引数)に"V"を指定すると,XMLパーサのチェック機能によって,入力するXMLドキュメントのDTDと本文の妥当性がチェックされます。

妥当性チェックを受けるXMLドキュメントは,DTDがなければなりません。DTDがない場合は,妥当性チェックでエラーになります。妥当性チェックでエラーが検出された場合,CBLXML-OP-InterfaceまたはCBLXML-OB-Interfaceアクセスルーチンのステータスとして110(CBLXML-XML-PARSE-FAIL)が返されます。

妥当性チェックの有無による動作の違いについては,「付録E.4 使用できる解析モードによる動作の違い」を参照してください。