COBOL2002 XML連携機能ガイド


4.1.5 -bigendianfloatオプション(Windows,Linuxの場合)

type属性値が"float"または"double"のItem要素に対応するCOBOLデータ項目をビッグエンディアン形式として扱うオプションです。生成したXMLアクセス用データ定義を使用したプログラムで,コンパイル時に-BigEndian,Floatコンパイラオプションを指定して,浮動小数点形式の数字項目をビッグエンディアン形式で扱いたい場合に指定します。

機能
  1. CBLXML-RD-Interface-BaseElementアクセスルーチンを利用してXMLドキュメントから入力する場合,対応するCOBOLデータ項目へビッグエンディアン形式で格納する。

  2. CBLXML-WR-Interface-BaseElementアクセスルーチンを利用してXMLドキュメントへ出力する場合,対応するCOBOLデータ項目をビッグエンディアン形式として扱う。

注意事項

このオプションを指定して生成したXMLアクセスルーチンおよびXMLアクセス用データ定義を使用するプログラムをコンパイルするとき,-BigEndian,Floatコンパイラオプションを指定する必要があります。指定しない場合の動作は保証しません。