7.2.2 ダンプファイル
ダンプファイルは,環境変数CBLJ2CB_DDUMPで指定したフォルダに出力されます。出力するファイル名は,COBOLアクセス用Beanの種類によって,次のファイル名になります。
項番 |
対応するアクセス用Bean |
ファイル名 |
---|---|---|
1 |
JavaBean用のCOBOLアクセス用Beanの場合 |
J2cb_1.log , J2cb_2.log |
2 |
EJB用のCOBOLアクセス用Beanの場合 |
J2cbe_1.log, J2cbe_2.log |
引数情報表示機能では,二つのダンプファイルを切り替えながら出力します。切り替えは,ダンプファイルのファイルサイズが,指定されたファイルサイズの上限を超える場合に行います。ファイルサイズの上限値を指定しない場合のデフォルトサイズは,10MBです。ファイルサイズに指定できる値は,1〜2000で,単位はMBです。
指定したフォルダに上記ファイルが存在しない場合は,新規にファイルを作成します。すでにファイルが存在する場合は,ファイルの最後に追加書きします。ダンプファイル出力先フォルダの指定がない場合は,この機能は無効となり,ダンプファイルは出力しません。
すでに存在するファイルが読み取り専用の場合は,例外が発生します。
複数スレッドで実行する際も,上記ファイルに追加書きします。