5.4.4 encodeオプション
(1) 機能
COBOLアクセスの文字列データ変換時のエンコードを変更します。
(2) 指定形式
エンコード名は任意のエンコードで指定します。
-
Windowsの場合
set CBLJ2CBOPT=encode(エンコード名)
encodeオプション未指定時は,次に記載するデフォルトエンコードとして扱います。
-
UNIXの場合
encodeオプションは引用符(")で囲んで指定します。
CBLJ2CBOPT="encode(エンコード名)" export CBLJ2CBOPT
encodeオプション未指定時は,次に記載するデフォルトエンコードとして扱います。
(3) 指定値の動作
指定されたエンコードで文字列変換のエンコードを行います。呼び出すCOBOLプログラムで使用する文字コードに対応したエンコードを指定してください。
(4) 注意事項
指定された文字列の値はチェックしません。指定時には大文字,小文字にご注意ください。また,サポートされていないエンコードを指定した場合の動作は保証しません。
(5) デフォルトエンコード
文字列変換のエンコードはシステムに依存します。
encodeオプションを指定しない場合のデフォルトエンコードは「表5‒1 デフォルトエンコード一覧」を参照してください。
OS |
システム環境変数LANG |
コード系 |
デフォルトエンコード |
---|---|---|---|
Windows |
− |
シフトJIS |
MS932 |
AIX |
Ja_JP |
シフトJIS |
Cp943C |
ja_JP |
日本語EUC |
Cp33722C |
|
Linux |
ja_JP.UTF-8 |
UTF-8 |
UTF-8 |
(6) エンコード対象となる項目
COBOLプログラムに渡す引数で次に示す項目が対象となります。
-
英字項目
-
英数字項目
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英数字編集項目
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日本語項目
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日本語編集項目