COBOL2002 Cosminexus連携機能ガイド


7.2.5 setter/getter引数情報表示時のデータ属性情報

ダンプファイルに出力されるデータ型を,表7-1に示します。

表7‒1 ダンプファイルに出力されるデータ型

項番

COBOLのデータ属性

COBOLのデータ定義※1

ダンプファイル出力時のデータ属性表示

CBL-Type※2

J-Type

1

英数字項目(文字列)

X 英数字項目※6

X(n)※5

String

N 日本語項目※7※10

X(n)※5

String

2

1〜4けたの小数を含まない符号付き2進項目

S9(4)

USAGE COMP※8

S9(4)※3

COMP

Short

S9(4)

USAGE COMP-5※12

S9(4)

COMP-5

3

1〜4けたの小数を含まない符号なし2進項目

9(4)

USAGE COMP※8

9(4)※3

COMP

Short

9(4)

USAGE COMP-5※12

9(4)

COMP-5

4

5〜9けたの小数を含まない符号付き2進項目

S9(9)

USAGE COMP※8

S9(9)※3

COMP

Integer

S9(9)

USAGE COMP-5※12

S9(9)

COMP-5

5

5〜9けたの小数を含まない符号なし2進項目

9(9)

USAGE COMP※8

9(9)※3

COMP

Integer

9(9)

USAGE COMP-5※12

9(9)

COMP-5

6

10〜18けたの小数を含まない符号付き2進項目

S9(18)

USAGE COMP※8

S9(18)※3

COMP

Long

S9(18)

USAGE COMP-5※12

S9(18)

COMP-5

7

10〜18けたの小数を含まない符号なし2進項目

9(18)

USAGE COMP※8

9(18)※3

COMP

Long

9(18)

USAGE COMP-5※12

9(18)

COMP-5

8

小数を含む符号付き2進項目

S9(17)V9(1)

USAGE COMP※8

S9(17)V9(1)※4

COMP

BigDecimal

S9(17)V9(1)USAGE COMP-5※12

S9(17)V9(1)

COMP-5

9

小数を含む符号なし2進項目

9(17)V9(1)

USAGE COMP※8

9(17)V9(1)※4

COMP

BigDecimal

9(17)V9(1)

USAGE COMP-5※12

9(17)V9(1)

COMP-5

10

左独立符号付き外部10進項目

S9(18)

SIGN LEADING

SEPARATE

S9(18)※4

LEADING

SEPARATE

BigDecimal

11

右独立符号付き外部10進項目

S9(18)

SIGN TRAILING

SEPARATE

S9(18)※4

TRAILING

SEPARATE

BigDecimal

12

符号なし外部10進項目

9(18)

9(18)※4

BigDecimal

13

左符号付き外部10進項目

S9(18)

SIGN LEADING

S9(18)※4

LEADING

BigDecimal

14

右符号付き外部10進項目

S9(18)

SIGN TRAILING

S9(18)※4

TRAILING

BigDecimal

15

単精度内部浮動小数点項目

USAGE COMP-1

COMP-1

Float

16

倍精度浮動小数点項目

USAGE COMP-2

COMP-2

Double

17

符号付き内部10進項目

S9(18)

USAGE COMP-3※9

S9(18)※4

COMP-3

BigDecimal

18

符号なし内部10進項目

9(18)

USAGE COMP-3※9

9(18)※4

COMP-3

BigDecimal

19

英数字項目(バイト配列)

X 英数字項目※6

X(n)※5

Byte

byte[]

N 日本語項目※7※10

X(n)※5

Byte

byte[]

20

日本語項目(文字列)

N 日本語項目※7※11

N(n)※4

String

21

先頭4バイトの2進形式

X(10) (英数字項目)

X(10)

VARIABLE

byte[]V

22

アドレス項目

ADDRESS

ADDRESS

byte[]P

23

集団項目(バイト配列)

集団項目※13

G(n)※5

Byte

byte[]

注※1

指定例です。

注※2

表示例です。表示されるけた数は,COBOLのデータ定義によります。

注※3

COBOLのデータ定義で指定されたけた数にかかわらず,このけた数で表示されます(02-05未満で生成したBeanの場合)。

COBOLのデータ定義で指定されたけた数で表示されます(02-05以降)。

注※4

COBOLのデータ定義で指定されたけた数で表示されます。

注※5

バイト数で表示されます。

注※6

このほかに,英字項目,英数字編集項目,数字編集項目があります。

注※7

このほかに,日本語編集項目があります。

注※8

このほかに,COMP-4,BINARYがあります。

また,02-05未満で生成したBeanおよびCOBOLアクセス用Bean生成時にCOMP-5をCOMPとして扱うことを指定したCOMP-5も含みます。

注※9

このほかに,PACKED-DECIMALがあります。

注※10

COBOLアクセス用Bean生成時に,英数字項目として扱うことを指定した場合に,このような表示となります。CBL-Typeで表示される長さは,けた数を2倍した値となります。

注※11

COBOLアクセス用Bean生成時に,日本語項目として扱うことを指定した場合に,このような表示となります。

注※12

COBOLアクセス用Bean生成時に,COMP-5として扱うことを指定した2進項目の場合に,このような表示となります。

注※13

COBOLアクセス用Bean生成時に,集団項目のバイト配列アクセスをすることを指定した場合に,このような表示となります。