3.1 COBOL UAPのコンパイル
COBOL UAPのコンパイル方法は,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」またはマニュアル「COBOL2002 使用の手引 手引編」を参照してください。
(1) Windows(x86)の場合
COBOL UAPの開発は開発マネージャを用いて作成およびコンパイルすることができます。また,次の例のようにコマンドを入力してコンパイルとリンクを行うこともできます。
- (例)
ccbl2002 -MainNotCBL -Dll,Stdcall -DllInit -MultiThread -Comp5 sample.cbl
(2) Windows(x64)の場合
COBOL UAPの開発は開発マネージャを用いて作成およびコンパイルすることができます。また,次の例のようにコマンドを入力してコンパイルとリンクを行うこともできます。
- (例)
ccbl2002 -MainNotCBL -Dll -DllInit -MultiThread -Comp5 sample.cbl
(3) AIX(64)の場合
COBOL UAPのコンパイルおよびリンケージ例を次に示します。
-
コンパイルの例を次に示します。
ccbl2002 -MainNotCBL -PIC,Std -MultiThread -Comp5 sample.cbl ld -o libsample.a sample.o -b64 -bpT:0x100000000 -bpD:0x110000000 -bnoentry -bM:SRE -bexpall -L/opt/HILNGcbl2k64/lib -lcbl2k64 -lcbl2kml64 -lcbl2kmp64 -lpthreads -lm
-
リンケージ時は,「-L/opt/HILNGcbl2k64/lib -lcbl2k64 -lcbl2kml64 -lcbl2kmp64 -lpthreads -lm」が必要です。
(4) Linux(x64)の場合
COBOL UAPのコンパイルおよびリンケージ例を次に示します。
-
コンパイルの例を次に示します。
CBLSRCENCODING=SJIS export CBLSRCENCODING ccbl2002 -UniObjGen -MainNotCBL -PIC,Std -MultiThread -Comp5 sample.cbl ld -shared -o libsample.so sample.o -L/opt/HILNGcbl2k64/lib -lcbl2k -lcbl2kmp -lpthread -lm -Bstatic -lcbl2kml
-
リンケージ時は,「-L/opt/HILNGcbl2k64/lib -lcbl2k -lcbl2kmp -lpthread -lm -Bstatic -lcbl2kml」が必要です。
-
COBOLソースは,シフトJISコードだけを対象としています。