COBOL2002 言語 拡張仕様編


25.1.4 表意定数(POINTER項目)

形式

[図データ]

機能

一つまたは複数の未設定のポインタ値を表す。NULLの値を持つポインタ変数は,どんなデータ項目も指さない。

一般規則

  1. 表意定数NULL/NULLSが記述できるのは,次の個所である。

    (a)USAGE POINTERまたはUSAGE ADDRESSが指定された項目に記述されたVALUE句の定数。

    (b)SCREEN SECTIONに記述されたVALUE句の定数。

    (c)ポインタ比較の条件式中の左辺または右辺。

    (d)ポインタを設定するSET文の送り出し側作用対象。

    (e)CALL文,INVOKE文のBY VALUEに指定する定数。

【標準仕様との関連】

COBOL2002 言語 標準仕様編」 「9.16.88 VALUE句

COBOL2002 言語 標準仕様編」 「10.8.4 CALL文