COBOL2002 言語 拡張仕様編


13.5.7 REPLY文(WINDOW SECTION)

形式

書き方1

[図データ]

書き方2

[図データ]

機能

REPLY(応答)文はデータ項目の内容を画面に表示した後,画面からデータを入力する。

一般規則

書き方1

  1. 呼び名1は環境部の特殊名段落でWINDOWに関係づけた名前でなければならない。

  2. 一意名1は画面節で指定した01〜49レベルのデータ項目の名前でなければならない。77レベル記述項およびPICTURE句のない基本項目の名前であってはならない。また,PICTURE句のある基本項目を一つも含まない集団項目であってはならない。

  3. REPLY文は同じ一意名に対してDISPLAY文とACCEPT文をこの順序で書いたのと同じである。

    (例1)「REPLY A UPON WINDOW.」は次の文を順に書いたのと同じである。

               DISPLAY A UPON WINDOW.
               ACCEPT  A FROM WINDOW.

    (例2)「REPLY A UPON WINDOW BUZZER.」は次の文を順に書いたのと同じである。

               DISPLAY A UPON WINDOW BUZZER.
               ACCEPT  A FROM WINDOW BUZZER.

書き方2

  1. データ名1は画面節で定義された01レベルのデータ項目の名前でなければならない。この項目がポップアップ画面となる。

  2. HELP LINE指定およびHELP COLUMN指定は,ポップアップ画面の表示位置および表示範囲を指定する。各データ名と整数は,次の式を満足していなければならない。

     1≦データ名2<データ名3≦24

     1≦データ名4<データ名5≦80

     1≦整数1<整数2≦24

     1≦整数3<整数4≦80

    (注意)

    データ名3を省略した場合は,データ名3=データ名2となり,整数2を省略した場合は整数2=整数1となる。